女優の杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)。俳優の井上拓哉が、主人公・千代(杉咲)の奉公先「岡安」のライバルの芝居茶屋「福富」(福富楽器店)の一人息子・富川福助を好演している。
福助役の井上は、関西を中心に活動する劇団、劇団Patchの一期生として3,000人を超えるオーディションを勝ち抜き2012年に入団。 NHK連続テレビ小説は『あさが来た』(2015年)から『おちょやん』まで5年連続出演を果たしている。
『おちょやん』では、主要キャストの一人でもある、芝居茶屋「福富」(福富楽器店)の一人息子・福助を演じている。「福富」の跡継ぎにもかかわらず、芝居茶屋の仕事には興味がなく、トランペットに夢中。少し頼りないが周りから愛されている。
井上は今作のため、撮影前よりトランペット練習にも励んだ。福助の上達ぶりに、視聴者から「福助のトランペット上達にびっくり!」、「福助、やるやん!」との声も上がった。
今週放送の第11週「親は子の幸せを願うもんやろ?」では、「岡安」の一人娘みつえと福助の恋仲に焦点が当てられた。2人の結婚をお互いの母親に認めてもらおうと、千代も奮闘。19日放送の第55回では、周りの協力もあり、困難を乗り越え、結婚することができた。
井上は、『おちょやん』出演に「今回で5回目の“朝ドラ”の出演になりますが、福助は僕にとって今までで一番大きな役。これまでの4回は短い期間での出演だったので、今回の話を聞いて驚きましたね。まずトランペットを演奏することに驚き、そして長く出演させていただけることになりそうだというのにまた驚きました。10代から大人になり年を重ねていくのを演じることができるのは、うれしいことだし大きなチャンスだと思っています。最初は全く実感がありませんでした。ほんまに自分が福助を演じるんだとようやく実感したのは、撮影が始まってからなんです(笑)」とコメントしていた。
『おちょやん』の主要キャストとして、今後も重要な役どころを演じる井上に注目だ。
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