お笑い芸人・有吉弘行のカレンダー『有吉弘行365日くらやみカレンダー』(双葉社 2,090円)が、きょう19日に発売される。
同書は、有吉の金句(禁句)が、2021年4月から2022年3月までの1年分直筆でつづられた730ページの日めくりカレンダー。「コンタクト似合ってませんね」「それぐらいの個性しかありませんか」「弱さも振りかざせば暴力」などのブラックジョークや、思わず笑ってしまうくだらない下ネタなど、物事の本質を的確に突く鋭い言葉の数々が収録されている。
予約期間から、Amazonでは「ほしい物ランキング」1位、楽天ブックスではカレンダー部門ランキングのみならず、本の総合ランキングでも1位を獲得するなど大きな反響を呼んでいた同書。発売前に在庫がなくなってしまうほどの予約を受け、緊急重版も決定した。
今回、有吉から感謝の気持ちを込め、直筆金言をセレクトしたスペシャル画像を無料プレゼント。同書の特設ページから、Zoomのバーチャル背景、スマートフォン・パソコンの壁紙サイズをダウンロードできる。
同書は当初、有吉の「悩める人々に直筆の言葉を授ける」という雑誌連載から、過去5年分の言葉をカレンダー化しようという話だったが、有吉は「いざ見てみたらほとんど使えないっていう(笑)。だから、ほぼ書き下ろしになっちゃったっていうのが思いがけない大変さではありました」と、365日分ほぼ新作になったことを明かす。また「家で書きたくないから、年末の忙しい最中にホテルに籠って缶詰生活ですよ。聞いてたのと違うから、本当勘弁してほしい(笑)」と苦労を語った。
作品については「この息苦しい世の中で、世間に不満があったり、自分の現状に不満や不安がある人は毎日これを眺めてほしい。そういう人たちのちょっとした“気付き”になれば嬉しい」と呼びかける。
そして、購入を検討している人へ「自己啓発本とかだと『自分はこう考えている』という結論じみたものまで書かないと成立しないと思うんですけど、それって押し付けですから。そういう押し付けがましいものではなくて、僕のちょっとした気付きや思ったことをそれぞれ自分なりの解釈で受け取ってもらえれば」とメッセージを送った。
(C)有吉弘行365日くらやみカレンダー/双葉社