「まねーぶ」(GV運営)は2月18日、20代~60代の既婚男性を対象とした家計に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2020年11月26日~2020年12月1日、有効回答は300人。
家族に内緒の収支、3人に1人が「ある」
家計管理の担当を尋ねると、「妻が管理して夫に必要分を支給」が最も多く38.0%。以下、「夫が管理して妻に必要分を支給」が24.7%、「夫婦別々で管理している」が20.7%と続いた。現在の家計管理に満足しているかについては、80.3%が「はい」と答えた一方、19.7%が「いいえ」と回答し、約5人に1人が不満を抱いていることがわかった。
夫が自由に使えるお金はいくらか聞くと、「1万円~3万円未満」が45.3%で最多となり、6割以上の190人が「妥当である」と回答。使い道については、1位「趣味」(178人)、2位「昼食」(161人)、3位「嗜好品」(143人)となった。
家族に内緒にしている収支があるかとの問いには、約3人に1人の33.0%が「ある」と回答。内緒の収支の内容については、1位「ポイントサイト、アンケートサイトによる収入」(46人)、2位「副業による収入(アルバイト)」(40人)、3位「資産運用による収入(金融、不動産など)」(18人)と続いた。
家計管理に関して家族と喧嘩になった経験がある人は26.3%。回答者からは、「車の買い換えの際にローンや車検代金は私が払うのに、結局使用するのは妻になると頭にきてしまい、喧嘩になりました。私の乗る車は、中古の軽自動車です」(50代)といったエピソードが寄せられた。
既婚男性が「これって我が家だけ?」と考える家計管理ルールを紹介すると、「毎日財布の中の小銭をびんの中に集めており、貯まったものを週一で妻が銀行で通帳に入れてます。他の家庭では毎日小銭を提出するルールは聞かないので、うちだけなのかと思っています」(40代)などの内容がみられた。