東芝デバイス&ストレージは2月18日、CMR(従来型磁気記録)方式を採用して業界最大容量となる18TBを実現したヘリウム充填HDD「MG09シリーズ」を開発し、サンプル出荷を3月末から開始すると発表した。
MG09シリーズは、サーバーやストレージシステム、データセンター向けの大容量3.5型HDD製品。同社で初めてFC-MAMR(Flux Control-Microwave Assisted Magnetic Recording、磁束制御型マイクロ波アシスト磁気記録)を採用することで、書き込み磁極からの磁束制御によるアシスト効果などを用いて記録密度を向上。CMR(Conventional Magnetic Recording、従来型磁気記録)方式で18TBの大容量を実現したという。インタフェースにはSATAの他、SASも用意するとしている。