東京商工リサーチは2月16日、「歓送迎会・お花見に関するアンケート」調査の結果を発表した。調査は2月1日~8日、インターネットによるアンケート調査を実施し、1万1,119社から有効回答を得た。
今年(2021年)の3~4月にかけて、「歓送迎会」または「お花見」を開催するか聞いたところ、89.61%の企業が「昨年は開催せず、今年も開催しない予定」と回答。また、「昨年開催し、今年は開催しない予定」である企業は8.07%と、合わせて97.68%が「今年は開催しない予定」であることがわかった。
企業別にみると、大企業(資本金1億円以上)で、「昨年は開催せず、今年も開催しない予定」が89.7%、「昨年開催し、今年は開催しない予定」が8.8%と、「開催しない予定」は合計98.6%という結果に。一方、中小企業(資本金1億円未満、個人企業など)の場合では、「昨年は開催せず、今年も開催しない予定」は89.5%、「昨年開催し、今年は開催しない予定」が7.9%と、中小企業の97.5%が「開催しない予定」と回答した。
企業が所在する都道府県別にみると、すべての都道府県で「開催しない予定」が9割を超える結果に。さらに、島根県(92.0%)、秋田県(93.1%)、宮崎県(93.1%)、熊本県(93.8%)、青森県(94.9%)の5県を除いた42都道府県では、「開催しない予定」が95%を上回った。