俳優の坂口健太郎が主演を務める、映画『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』(4月2日公開)の予告映像が16日、公開された。

  • BTS(Big Hit Entertainment)

    BTS(Big Hit Entertainment)

同作は韓国の同名ドラマのリメイクで、謎の無線機が “現在” と “過去” の2人の刑事をつなぎ、 共に未解決事件を解決していくというもの。“現在”を生きる刑事・三枝健人(坂口)と、“過去”を生きる熱血刑事・大山剛志(北村一輝)がタッグを組み、未解決事件を解き明かしていく。2018年4月期に連続ドラマが放送され、今回オリジナルストーリーで映画化される。

主題歌には、BTSの新曲「Film out」が決定し、公開となった予告映像では、一部音源が使用されている。ドラマ版でも主題歌「Don’t Leave Me」を担当した同グループに、今回の劇場版でも映画関係者がオファーすると、同グループはback numberに楽曲プロデュースを依頼。音楽番組出演の際に楽屋が近かったことで互いに挨拶をする機会もあり、back numberも快諾し、主題歌が制作された。楽曲「Film out」は、今でも目に浮かぶあの人、心の中から消えないあの人を想う情緒深いバラードになっており、制作過程ではback numberの作ったメロディラインに感化されたBTSメンバーJUNG KOOKが新しいメロディを提案するなど、互いの思いが1曲に集約された作品となっている。なお、back numberにとって、楽曲提供は初めてとなる。

予告映像では、時空を超えて繋がる無線機によって、再び協力して凶悪事件に挑む三枝(坂口)と大山(北村)の姿が再びよみがえる。襲われて逃げる三枝や、銃で撃たれる大山など、先の読めない緊迫感と迫力のアクションシーンが続き、BTSが歌う切ない楽曲をバックに、三枝に微笑みかけるミチル(奈緒)や、大山を想って涙する美咲(吉瀬美智子)の表情にも注目となっている。

BTS コメント

ドラマ『シグナル』で僕たちの歌「Don’t Leave Me」が主題歌でした。
そして今回、さらにスケールアップした映画でも主題歌を担当することになり、とても嬉しいですし、作品もとても楽しみです。
今回の「Film out」という曲は、back numberさんと僕たちが一緒に作った歌で、(back numberの)清水さんが送ってくださったデモを受けとった時、メロディーがとても素敵で心惹かれました。
今回、作業しながらすごく好きになった曲なので、皆さんも気に入ってくれたら嬉しいです。 メロディーも歌詞も切ないバラード曲なのですが、たくさんの人の心を”泣かせる”ことができる歌だと思います。
映画と一緒に僕たちの歌もぜひ鑑賞してください。

清水依与吏(back number) コメント

お話を頂いた時はとても驚きましたが、少し想像しただけですぐに魅力的なメロディーが頭の中で鳴ってくれていたので、
これはすでに化学反応が始まっているのだと気付き、やらせて頂こうと決意しました。
自分以外の人が歌う事を想定しての楽曲制作が初めてだったので不安はありましたが、
経験豊富なスタッフや共同編曲者であるUTAさんの尽力、JUNG KOOKさんとの刺激的なやり取り、
そしてBTSメンバーそれぞれの持つ個性や表現力のおかげでとても叙情的でいてパワフルな楽曲が完成した事を嬉しく思います。

坂口健太郎 コメント

初めて聞いた時、ドラマの時から成長した三枝健人の心情や、
クライマックスのシーンの心の揺れ動きをそのまま一つの曲にしてくれたような印象でした。
今回も力を貸してくれたBTS、そしてback numberさんが作ってくれた音楽と合わさって、
この作品をより一層深めてくれるような曲だと思います。

(C)2021「劇場版シグナル」製作委員会