OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「ユニティ」です。

「ユニティ」は色面がダイナミックに変化

  • watchOS 7.3で追加された「ユニティ」の文字盤

「ユニティ」は、2021年1月にリリースされたwatchOS 7.3にて追加された文字盤です。アフリカ諸国の旗のカラーにインスピレーションを得た、赤・黒・緑の色の組み合わせと、力強いフォントが印象的なデザインです。数字に重なる色面の形は常に形を変化させ、見るタイミングによって異なる表情を楽しめるのが特徴です。同じコンセプトカラーのスポーツバンドも同時に発売されています。

情報量と実用性

「ユニティ」は数字の上に日付け、下に1種類のコンプリケーションを配置することができます。ただし、コンプリケーションを追加するとそれだけ数字と色面の表示エリアが縮小されます。力強いデザインの特徴を活かすならコンプリケーションなしで使用するのがおすすめです。

おススメの使い方

watchOSのマイナーアップデートで文字盤が追加されるのは非常に珍しいことです(「プライド」の新作は前例あり)。明言はされていませんが、米国を中心に高まった「BLM(Black Lives Matter)」運動に対するAppleの意思表明と受け取って良いでしょう。メッセージ性を込めながらもスタイリッシュなデザインで、スポーツウェアやストリートファッションに合わせるのに最適です。

アレンジ例

  • カラーは赤・黒・緑の3色と、ゴールドを加えた4色、黒(グレー)のみの3種類。色面の形が絶えず変化して、さまざまな表情が見られます

「ユニティ」文字盤のバランスは?

  • 情報量は少なく、デザイン重視の文字盤です。大胆なフォントと色使いですが、数字の視認性は比較的良好です