アドビは、ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」と連携し、若手クリエイター支援のプログラム「【NEW LAYERS】 -誰も見たことのないクリエイティブを。-」を実施している。実施期間は2021年11月30日まで。
アドビがクリエイターの創作活動支援を目的に設立した「Adobe Creative Residency Community Fund」を通じて行われる、次世代を担うクリエイターの支援プログラム。日本の若手クリエイターたちのチャレンジをサポートする。
支援形式は2種類あり、ひとつはクリエイターから企画を募集し、採択された人にサポートプログラムを提供する方法。サポートプログラムには、プロジェクト支援資金の提供、Adobe Creative Cloudの提供、オンライン英会話の受講権、アドビ製品のオンラインラーニング受講権、TikTok運営チームによるアドバイスなどがある。
ふたつ目は、アドビ講師およびTikTokクリエイターによる、実践的なワークショップの定期開催。こちらは2、3カ月に1回の頻度で開催予定となっている。
支援プログラムへの参加申し込みは、アドビのWebサイト上にあるフォームから行う。「申請の種類」は「個人プロジェクト」を選択し、プロジェクトの企画アイディア、制作プロセスや制作期間などを提出。「企画アイディア」の項目には「『NEW LAYERS』からの申請」と記載し、「オンライン情報」にTikTokのアカウントリンクを入力する必要がある。
Adobe Creative Residency Community Fundは、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響などで厳しい状況におかれたクリエイターの創作活動を支援するため、グローバルで設立された。約1億円(100万米ドル)の基金で運営しており、クリエイターの個人プロジェクトのサポート、アドビの委託プロジェクトの依頼や、Adobe Creatieve Cloudなど製品・サービスの提供などを行っている。