扶桑社は2月12日、"文房具のプロ"である売り場の店員が最高の逸品を選ぶ「文房具屋さん大賞2021」の結果を発表した。
「大賞」は呉竹の「からっぽペン ほそ芯/ほそふで芯」
同賞は、全国の有名文房具店11社から、"文房具のプロ″である売り場の店員を審査員として迎え、ここ1年で新発売された商品の中から彼らが「自腹でも買いたい!」という基準で選出したもの。
今回「大賞」に選ばれたのは、呉竹の「からっぽペン ほそ芯/ほそふで芯」。同商品は、インクを自分でカスタマイズしてオリジナルのカラーペンを作成できる透明軸ペンで、呉竹独自のカラーインク(イエロー、ピンク、ブルー、グレイ、透明)5色を使って好みの色を作ることができる。ペン先は、細かい文字や図も書きやすい0.4㎜のほそ芯と、美文字をつづれる筆ペンタイプのほそふで芯の2つを用意し、用途に応じて使い分けることが可能となっている。
審査委員長の高木芳紀氏(ノベルティ研究所)は、「"からっぽ"だからインクを楽しめる斬新さに驚嘆。インクブームで増え続ける手持ちのインクを、楽しみながら消費できるユニークな筆記具が選ばれた。コロナ禍でステイホームのお供として手に取った人も多いのではないだろうか」とコメントしている。
この他、「デザイン賞」「機能賞」「アイデア賞」なども決定。詳細は同日発売の扶桑社ムック『文房具屋さん大賞2021』(850円)で発表されている。
「からっぽぺん ほそ芯/ほそふで芯」スペック
価格:からっぽベンほそ芯(200円)、からっぽベンほそふで芯(230円)
組み立て後のペンサイズ:軸径11×H134mm
パッケージサイズ:W50×D12×H190mm
重さ:9g
※価格はいずれも税別