俳優のディーン・フジオカが、4月9日に自身初となる絵本『ふぁむばむ』(クラーケンラボ 1,650円)を発売する。
同書は、ディーンのファンクラブ「FamBam(ファムバム)」で愛され育まれてきたFamBam Monstersたちが人間界へ旅に出る物語で、広義での“家族”がテーマ。ウルトラかいじゅう絵本シリーズなどを手がけてきた人気イラストレーター・ヒカリン氏が絵を担当し、読者のイマジネーションを広げるような1冊に仕上がった。
また、国際NGOセーブ・ザ・チルドレンを通じた「アジアの子どもたちに絵本を通して学びの機会を提供」する支援プロジェクトもスタート。ディーンの働きかけにより実現に至った本プロジェクトは、『ふぁむばむ』初版分の収益の一部と、クラウドファンディングによる支援金がアジアの子どもたちへの絵本寄贈等にあてられる。
ディーンは“FamBam”について「“Family Always Means Backing Any Member”の略称で『いつ、どこにいても、家族の様に、お互い支えあえる仲間』という意味を持っています」と説明し、「2016年に僕のファンクラブを立ち上げた日が僕の誕生日でもあったので『もし何かの形で祝っていただけるのなら、お家で余っている保存食などを寄付していただけないか』とお声がけしたところ、沢山の方の御好意でなんと1.5トン分の食糧が集まり、それを本当に必要としている方の為にフードバンクへと届けることができました。それがファンクラブ“FamBam”の活動の始まりでした」と経緯を語る。
そして「これまでのキャリアにおいて様々な経験を重ねた場所でもあり、多くのサポートをいただいてきた、この日本を含めたアジア。その未来を作っていく次世代の子どもたちに向けたプロジェクトを遂にスタートすることができて、いま自分自身とてもワクワクしております。絵本を通じて子どもたちと共にカラフルな未来を作っていけるプロジェクトにしたいと思います」とコメントを寄せた。