アンカー・ジャパンは、2018年11月に販売したFMトランスミッター機能付きのカーチャージャー「Anker Roav FM Transmitter F0」において、電波法の定める基準値よりも高い電波強度が確認されたとして、同製品および製品機能が類似する3製品の計4製品の自主回収と返金対応を行うと発表した

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    Anker Roav FM Transmitter F0

対象製品は以下の4製品。

  • Anker Roav FM Transmitter F2(2018年7月発売)
  • Anker Roav FM Transmitter F0(2018年11月発売)
  • Anker Roav FM Transmitter F3(2019年2月発売)
  • Anker Roav FM Transmitter T2(2020年4月発売)
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    Anker Roav FM Transmitter F2

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    Anker Roav FM Transmitter F3

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    Anker Roav FM Transmitter T2

アンカー・ジャパンは、関東総合通信局から通知を受け、Anker Roav FM Transmitter F0が電波法が定める「微弱電波」の基準値を上回る強度のFM電波を発する状態で販売されていたことを確認。日本市場向けの当該製品の製造・販売を中止した。

同社は「製品の開発段階において、電波法の定めるFM電波に関する基準ならびに認証手続きについて誤った解釈がなされていたことが社内調査により判明した。製品機能が類似する製品についても確認を進めたところ、他3製品に指摘内容と同じ事象が確認され、計4製品の自主回収を決定致した」と説明している。

いずれも人体に影響を及ぼしたり、他の機器を破壊したりする危険性はないとしているが、他の無線局との混信や電波妨害が発生しないよう、定められた基準値を上回る製品を使用することは電波法により禁止されている。

同社はユーザーに対し、当該製品の使用を止め、対応窓口に問い合わせるよう要望しており、製品回収と返金の手続きを行うとのこと。24時間オンライン受付ページ(https://lp.ankerjapan.com/roav-transmitter-support)を同社サイト内に設置した。さらに、2月16日午前9時からは電話受け付けも開始予定で、電話番号は受付開始時刻に同社サイトで公開する。