日本コカ・コーラは、「紅茶花伝」ブランドより「紅茶花伝 無糖ストレートティー」を3月8日より発売する。また同商品の発売とともに「紅茶花伝」ブランドも刷新する。
理想的な味わいを実現する「紅茶花伝 無糖ストレートティー」
無糖紅茶市場は近年急速に拡大している。「香り」と「スッキリした味わい」を求め、他の飲料カテゴリーから流入していること、飲用シーンを選ばないこと、また手淹れ紅茶の飲用機会増加も受け、消費者ニーズが高まっているという。新商品「紅茶花伝 無糖ストレートティー」も、そのような声を受け開発された。
日本コカ・コーラ マーケティング本部 ティーカテゴリー 紅茶・機能性茶グループ マネジャー イ・スヒョン氏は同商品について、「消費者が紅茶飲料に期待する『紅茶の味わいが楽しめること』『紅茶の香りがしっかりしていること』『スッキリとした後味』の3つを兼ね備え、理想的な味わいを体現できる製品だ」と語る。紅茶本来の豊かな香りと、渋みを抑えたすっきりした後味が特徴となる。
茶葉は、華やかな香りのダージリン茶葉を60%使用、奥行きの風味を実現するため3種類のアッサムをブレンド。また「エスプレッソ製法」によって雑味の少ない豊かな香りを実現している。理想的な味わいを実現するために、150回の試作を行ったという。
「紅茶花伝 無糖ストレートティー」のコミュニケーションは、TVCM・デジタル・PR、そして200万本を超えるサンプリングを含めた店頭活動も行い、強力に魅力をアピールしていく。Webではティーハウスの店主が厳選素材とプロセスにこだわる様子を毎週投稿、また「紅茶花伝」公式Twitterアカウントの投稿をフォロー&リツイートすると「紅茶花伝5本セット」を抽選で100名にプレゼントするキャンペーンも展開する。
好調な紅茶市場で「紅茶花伝」ブランドをより強固に
日本コカ・コーラが展開する「紅茶花伝」は、1992年に発売されて以来、時代の変化とともに成長しているロングセラーブランドだ。これまでは「紅茶花伝 ロイヤルミルクティー」「紅茶花伝 クラフティ―」の2シリーズでアプローチしていたが、「紅茶花伝 無糖ストレートティー」が加わる2021年より「紅茶花伝」としてマスターブランド戦略を取り、上質な紅茶ブランドとしての位置づけを強化する。
日本コカ・コーラ株式会社マーケティング本部 ティーカテゴリー 紅茶・機能性茶グループ グループマネジャー 山腰欣吾氏は「新しいブランドコンセプトは"厳選素材においしいひと手間をかけた、多彩な味わいを楽しめる本格的で上質な紅茶ブランド"。毎日の生活に彩りを与え、日常を豊かにする存在にしていきたい」と語る。
今回のブランド刷新のポイントとして「新デザイン」「新ポートフォリオ」「新コミュニケーション」の3点が挙げられた。
まずデザインについて、今回の刷新に伴い各パッケージも統一感のあるデザインに変更する。新ブランドロゴは、「紅茶花伝」の名前の由来となる「風姿花伝」に書かれた四季折々の花をイメージした4つの花びらと葉、また従来より継続してクラウンのアイコンを掲げる。新ロゴは各商品共通の位置に配置し、「紅茶花伝」の上質なイメージを伝えつつ、ブランドとして統一感のあるパッケージデザインとなっている。
ポートフォリオに関しては、「ミルクティー」分野は「ロイヤルミルクティー」、「フルーツティー」分野は「クラフティー」があったところに加え、今回近年成長著しい「ストレートティー」の分野に「無糖ストレートティー」が加わる。これにより、すべてのセグメントで「紅茶花伝」が揃うこととなる。
コミュニケーションでは、「紅茶花伝」ブランドの持つ「厳選素材とおいしいひと手間」を伝える手段として、ティーハウスを舞台に「紅茶花伝」を作っていく様子を見せる。新商品「無糖ストレートティー」の訴求も強く行いながら、TVCMやデジタル施策など、様々なタッチポイントで紅茶花伝の魅力を伝えていきたいという。