マイナビは2月9日、「マイナビ 2022年卒大学生のライフスタイル調査 <withコロナ編> ~学生生活はwithコロナでどう変わったか~」の結果を発表した。調査は2020年11月26日~12月23日、2022年卒業予定の大学生・大学院生3,938名を対象にWEBで行われた。

  • 学校に週何日通っているか(オンラインは除く)

    学校に週何日通っているか(オンラインは除く)

はじめに、学校に週何日通っているか(オンラインは除く)を聞いたところ、全体平均は1.8日と、前年の4.1日を大きく下回る結果に。新型コロナウイルス感染拡大防止のための大学内の立ち入り禁止やオンライン授業への移行による影響が大きく、特に関東の文系学生に関しては「0.6日」と、1日にも満たなかった。

  • スマートフォンを1日平均何分使っているか・平均(単位:分)

    スマートフォンを1日平均何分使っているか・平均(単位:分)

続いて、今「楽しさ」を感じているものを教えてもらったところ、「YouTube 、動画鑑賞」(44.8%、前年比 6.9pt増)が最も多く、前年トップの「会って話す」を抜いて1位に。

そこで、スマートフォンを1日平均何分使っているか聞いたところ、全体の平均は、前年より26.9分増の225.7分(3時間45分42秒)。男女別にみると、男子は平均213.7分(3時間33分42秒、前年比21.6分増)、女子は平均231.1分(3時間51分6秒、前年比29.0分増)だった。

  • アルバイトの1カ月平均収入(単位:円)

    アルバイトの1カ月平均収入(単位:円)

次に、アルバイトによる1カ月の平均収入について尋ねたところ、全体の平均は3万3,559円(前年比5,914円減)で15.0%減少。文系学生の平均は3万6,699円(前年比6,164円減)、理系学生は2万8,147円(前年比5,148円減)となり、コロナ禍が学生のアルバイト収入にも影響していることがうかがえた。

最後に、現在、興味のある社会問題について聞くと、「伝染病・感染症対策」が52.1%と最も多く、前年から42.6ptも増加。次いで「少子化・働く女性支援」(40.5%)、「地球温暖化」(35.4%)という結果となった。