19日のフジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(毎週金曜24:55~ ※関東ローカル)では、デビュー10周年イヤーに突入したSexy Zoneの特別編を放送する。
昨年の放送では、3月から約8カ月間に及び密着したVTRを紹介。全国ツアー「POP×STEP!? TOUR 2020」のリハーサルや、コロナ禍によってツアーを中止せざるを得なくなった状況、形を変えて実現した無観客オンラインライブの裏側を4週にわたって特集した。さらに病気療養のため1年9カ月の間、活動を休止していた松島聡の復帰や、メンバーが人知れず抱えてきた不安や葛藤にも触れ、大きな反響を呼んだ。
それを受け、番組では今年に入っても密着取材を継続。2021年は新たな覚悟と共に10周年へとまい進するSexy Zoneの姿を追った。
Sexy Zoneの10周年を記念し、3月に発売されるアルバム『SZ10TH』。そのリード曲「RIGHT NEXT TO YOU」のミュージックビデオの制作が開始された。この曲は、メンバー自身が選び出した全編英語詞のダンスナンバーだ。振り付けは、世界で活躍するアーティストを手掛けたチームに依頼。どんな些細(ささい)な動きにもこだわりの詰まった振りで、Sexy Zone史上、最も難易度の高いダンスに仕上がった。
中島健人は「気合入っているよ。新しいSZの道を切りひらいてもらえた」と自信。松島は「どのグループもそうですけど、常に変化していかなければならない。Sexy Zoneの挑戦ということでは新しいスタート。なんかすごい楽しみです。これからが」と語る。
2011年、平均年齢14.4歳というジャニーズ史上最年少でデビューしたSexy Zone。昨年の取材で佐藤勝利は「若いうちから活動が始まったのでずっと焦っていましたね」と振り返り、菊池風磨は「まだ何も残せていないという思いが大きい」と心の内を明かしていた。また、12月にはマリウス葉が一定期間芸能活動を休止することが発表された。決して順風満帆とは言えない状況で10周年イヤーを迎える今、彼らは何を思うのか。
中島は「Sexy Zoneってピンチをチャンスに変えられるグループ。まさにこの言葉が当てはまる」と話し、菊池は「ボロボロな状況ではあるんですけど、一度お休みしていた聡ちゃんが戻ってきてくれて、ここからが踏ん張りどころ。この状況を悲観的に見るんじゃなくて、お休みしているマリウスのためにも、できる限り楽しんだ方がいいんじゃないかなって」と語った。10周年に向け新たな世界を切りひらこうと挑む姿と、さらなる未来を見据えた強い決意に迫る。
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