Agooraは2月8日、「キャッシュレス決済」に関する調査結果を発表した。調査は2月1日~4日、キャッシュレス決済を月1回以上の頻度で使用している18~80歳の男女300名(男性191名 女性109名)を対象に、WEBアンケート方式にて行われた。
はじめに、新型コロナウイルスがキャッシュレス決済の普及に与えた影響を探るべく、感染拡大後にキャッシュレス決済に切り替えた人の割合を調べたところ、約40%という結果に。また、「新型コロナウイルスの影響でキャッシュレス決済額が増えたか?」と質問したところ、45%が「増えた(とても+やや)」と回答した。
キャッシュレス決済を利用する理由については、「現金なしの買い物が便利だから」(52.67%)、「現金より素早く決済できて楽だから」(46.67%)、「ネットの買い物で便利だから」(43%)が上位となったが、「コロナ感染のリスクが回避できるところ」と回答した人も27.33%いることがわかった。
続いて、キャッシュレス決済は何を利用しているのか教えてもらったところ、「クレジットカード」(80%)が断トツの1位に。次いで、Suica、PASMOなどの「交通系ICカード」(35.67%)、「PayPay」(30.33%)という結果に。月に1回以上使っている決済手段やアプリの数を聞くと、「1個」(46.33%)や「2個」(25.33%)という人が大半を占めた。
また、キャッシュレス決済の毎月の利用額について教えてもらったところ、「1万~5万円未満」(53%)が最多。次いで「1.000円~1万円未満」(21.67%)、「5万円~10万円未満」(13.33%)という結果に。「キャッシュレス決済をどのような時に使うか」と尋ねると、「ほぼすべての決済で使う」(32.67%)人や、「普段の買い物の時」(39.33%)に使うという人が多かった。
最後に、キャッシュレス決済で重視する項目を聞いたところ、「ポイント還元率の高さ」(64.33%)、「加盟店の多さ」(47.67%)、「決済の手軽さ、手間の少なさ」(46.67%)が上位となった。