元宝塚男役トップスターの明日海りおが、NHK連続テレビ小説『おちょやん』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)に第9週より高峰ルリ子役で出演している。
明日海演じる高峰ルリ子は、東京新派劇の花菱団でトップを務めた女優で、大山鶴蔵社長に頼まれて喜劇をするために東京から来たという役どころ。一昨年、宝塚歌劇団を退団し、女優として新たなスタートを切った明日海の境遇に似ていることから、放送前からファンの間で反響を呼んでいた。
8日放送の第46回では、ルリ子がカメラを見つめながら身の上話を語るという一幕があった。一座のメンバーも、ルリ子がどこに向かって話しているのかと困惑しながらみんなでカメラを見つめた。まるで一人芝居でも始まったようで、この撮影は現場で“ルリ子劇場”と呼ばれ、大いに盛り上がったという。
先週の初登場の際から、他の誰かが話していようが、ルリ子はいつもカメラをガン見しており、「カメラ目線気になる!」「目ヂカラがすごい!」と話題になっていた。
プライドが高く喜劇を馬鹿にしながらも、劇中劇の稽古が始まると目の色を変えて芝居をするほどプロ意識が高いルリ子。個性的な鶴亀家庭劇の座員たちと今後どう交わっていくのか。
なぜか千代(杉咲花)にあたりが強いが、今週の放送でその理由が明らかになる。どんな過去があり、なぜ花菱団でトップを務めた女優が道頓堀まで来たのかも気になるところだ。
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