LINE Payは2月4日、Visa加盟店で使える同社のバーチャルプリペイドカード「Visa LINE Payプリペイドカード」がGoogle Payに対応したと発表した。QRコード決済と共通のLINE Pay残高を利用し、Google Pay対応端末を店舗の決済端末にかざして支払うことが可能になる。
今回の対応により、LINEアプリで「Visa LINE Payプリペイドカード」を発行し、Google Payに登録することが可能になった。これにより、LINEアプリを起動しなくても、LINE Payの残高を利用しiD設置店舗でGoogle Payを使った決済ができるようになる。
Google Payと紐付いた「Visa LINE Payプリペイドカード」の発行は、「LINE」アプリ内にある「LINE Pay」のメインメニューにある、Google Payのアイコンから行える。LINEアプリ上でカード番号のみ発行されるバーチャルカードとなり、年会費・発行手数料は無料、有効期限は5年。国際カードブランドはVisa。未成年者は、親権者など法定代理人の同意を得たうえでの申し込みとなる。
利用にはAndroid 5.0以降が必要。また、「iD」を使う場合はおサイフケータイのバージョン6.1.5以降が必要となる。
なお、「Visa LINE Payプリペイドカード」は2020年12月からApple Payに対応しているが、同カードを登録したApple PayはiD加盟店のみで使えるのに対し、Google Payでは加えてVisaのタッチ決済加盟店および、オンライン支払いも行える。