エコー・システムは2月4日、「新型コロナウイルスの影響による会社員のランチ事情の変化に関する調査」の結果を発表した。調査は2020年12月25日、20代~60代の会社員1,128名を対象にインターネットで行われた。
まず、新型コロナウイルス感染拡大前後のランチスタイルを教えてもらったところ、いずれも「手作りの弁当を持参する」(感染拡大前39.5%、後42.6%)が最も多く、次いで「コンビニエンスストアで購入する」(同17.8%、19.3%)、「飲食店を利用する」(同12.3%、10.5%)と続き、感染拡大前後で大きな変化は見られなかった。
ランチにかける費用を聞いたところ、感染拡大前は「300円未満」(20代40.0%、40代35.5%、60代30.4%)、「300円以上500円未満」(30代34.9%、50代31.3%、60代30.4%)が多い結果に。20代が最もランチにかける費用が少ない結果となった。感染拡大以降では、「300円未満」(20代40.0%、40代37.0%、60代32.4%)、「300円以上500円未満」(30代34.0%、50代32.8%、60代32.4%)だった。
ランチを一緒に食べる相手について調査したところ、感染拡大以前は「1人で食べている」(男性57.1%、女性48.0%)や「同期・同僚」(同32.4%、42.9%)という人がほとんど。一方、感染拡大以降のランチの相手は、男女ともに「1人で食べている」(同67.2%、59.3%)の割合が10%以上増加し、その分、「同期・同僚」(同23.5%、32.1%)が10%ほど減少していることがわかった。
次に、ランチの際に重視しているポイントについて聞いたところ、「値段が安い」(61.3%)、「味・美味しさ」(59.5%)、「時間をかけずに食べられる」(26.8%)、「栄養バランスが整っている」(26.6%)が上位に。
続いて、ランチにどんな悩みを持っているのか尋ねると、「買いに行くのが面倒」(37.5%)が最も多く、次いで「栄養バランスが偏る」(23.5%)、「値段が高い」(18.0%)と続いた。