フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、日本最高齢のストリッパーに密着した『私が踊り続けるわけ ~53歳のストリッパー物語~』を、7日に放送する。
ストリップ劇場が男たちの“秘密の楽園”…とは、昔の話。いまや客席に若い女性たちの姿も目立つ。そのステージに立つ、国内最高齢といわれるレジェンドが星愛美さん、53歳だ。
年間を通して全国のストリップ劇場を巡業しているストリッパーの中で、日本では最高齢といわれる。彼女のステージは、若い踊り子も圧倒されるほどエネルギッシュで、迫力に満ちている。普通なら、引退しているはずの年齢である彼女は、なぜステージに立ち続けるのか。
10代で落ちこぼれ、社会に反発していた少女はやがて、セクシー女優、ストリッパー、ホステスなどの職業を転々とするうちに、がんを患い7年もの闘病生活。再び働ける体になった時に、再び選んだ仕事がストリッパーの道だった。
そんな彼女が魂を込めたステージは男性だけでなく、若い女性をも魅了する。見ていると「幸せになる」…いつしか、愛美さんが出演する全国のストリップ劇場を追いかけ愛美さんをサポートする「星組」というファンのグループもできた。
愛美さんは、ファンのためにステージに立ち続けたいとは思うものの、年齢による衰えや股関節の激痛、新型コロナへの恐怖などで限界を感じ、引退すべきか苦悩する。だが、それでも愛美さんには、ストリッパーを辞めない深いわけがあった…。
女優・本仮屋ユイカのナレーションで追っていく。
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