現在ツイッターで流行中のハッシュタグ「野良猫から完全室内飼育になった猫beforeafter」。幸せな猫ちゃんの様子にほっこりできるだけでなく、未だ日本に多くの捨て猫がいることを考えさせられるハッシュタグです。投稿者のひとりにお話を伺いました。
この可愛いネコちゃんは、ピョンタ・フロスキーくん(オス)。飼い主さんとピョンタくんとの出会いは、台風が近づいていた2011年9月1日のこと。息子さんと一緒に土手を歩いていたところ、「ママー! 猫ちゃん!」と呼ぶ息子さんの方を振り向くと、どこから現れたのか、息子さんの足下で子猫が震えていたのだとか。最初は戸惑ったものの、近くに親猫がいる様子もなく、台風の風雨がこれから本格的になると分かっていたので、放っておくこともできずに保護したそうです。
あれからもうすぐ10年。ちっちゃな体を震わせていた子猫は今………
ピョンタくん、大きくなりました。
「どれだけ愛情たっぷりに育てられたのが分かります」「幸せをつかんだにゃんこですね。優しい子どもさんに拾われて良かったです」「野良猫が保護されて幸せに暮らしているのを見ると本当に嬉しいです」と、みなさん、態度まで大きくなったピョンタくんにツッコみつつも、その幸せそうな姿に嬉しそうにされていました。
そんな気持ちにさせてくれるハッシュタグ「野良猫から完全室内飼育になった猫beforeafter」ですが、このタグを見かけて「我が家にも野良猫の保護猫ちゃんいるよ~」と軽い気持ちでツイートしたところ、通知が止まらない状況に驚いたというツイ主さん。「このタグがタグ付けされたツイートを拝見すると、どの猫ちゃんも優しい飼い主様に出会えて幸せに育っている様子が窺えるので、ほっこりします。また、私のところにいただいたリプもそうなんですが、温かいお言葉リプばかりなんです。このようなハッシュタグを最初に作ったかたは天才で天使みたいな方なんだろうと想像してしまいます。厳しい環境下で暮らす野良猫を減らしたいという思いが込められているのでしょうね」と話していました。
興味のある方は、ぜひ「野良猫から完全室内飼育になった猫beforeafter」の世界を覗いてみてくださいね。