ロモジャパンは2月4日、ミラーレスカメラ向け超広角レンズ「Atoll Ultra-Wide 2.8/17 Art Lens」の製品化プロジェクトをクラウドファンディングで開始した。一般販売価格から最大約25%割り引いた価格で購入できるという。出資者の募集は3月5日まで。
レンズ開発の歴史の中で、超広角レンズの代表として扱われてきたという「17mm」の画角に着目した製品。103度という超広角な画角で歪みを極限まで抑え、鮮やかな色味と高いコントラストを実現するとしており、開放絞りF2.8の明るさで暗い状況でもパワフルな色味で撮影できるという。鏡筒はアノダイズ仕上げのアルミニウムで、電子接点は備えない。
クラウドファンディングは「MotionGallery」で実施中。フルサイズミラーレスカメラ向けの製品で、マウントはライカM、キヤノンRF、ニコンZ、ソニーEマウントをラインナップする。それぞれ20名ずつの出資を受け付けており、税込価格はライカMが44,180円、その他が54,580円。
レンズ構成はマルチコートを施した10群13枚で、絞りはF2.8~F22。最短撮影距離は25cm(ライカM)。フォーカスはヘリコイド式のマニュアルフォーカス仕様で、本体サイズは73×79mm(最大径×全長)、重さは約400g。
作例
©Erica Reade、Tyler Woodford、Sunsern Poontavee、Adrian Bilek、Christy Fan 、Jatuporn Pateepaparnee、Travis Emery Hackett、Birgit Buchart、Mathieu Aghababian、Lewis Williamson、Perry Carbonell、Erina Hirota