俳優の小関裕太が、フジテレビ系ドラマ『知ってるワイフ』(毎週木曜22:00~)に、11日放送の第6話からレギュラー出演する。

  • 小関裕太=フジテレビ提供

小関が演じるのは、主人公・剣崎元春(大倉忠義)の妻・沙也佳(瀧本美織)が利用するフラワーショップのアルバイト店員・上原邦光。甘いマスクで優しい気遣いのできる上原は客からの評価も高い。上原は高級住宅地にある剣崎家へ配達で何度か訪れていたにもかかわらず、沙也佳は彼のことを覚えていなかった。しかし、上原がプライベートでスケボーをしている時に偶然再会することにより、次第に距離を縮めていくことに。沙也佳は夫の元春とは違った魅力を持つ上原に惹かれていくようになる…。

今回の出演に「非常にうれしかったです。台本を最初にいただき、ものすごく面白くて一ファンになりました!」という小関。

今作について、「大倉さん演じる夫・元春の“仕事で上手くいかない時期に、家くらいは何も考えないでいたい”という気持ちも理解できるし、広瀬(アリス)さん演じる奥様・澪の“子供との時間と家事に追われながら、旦那はちゃんと家庭と向き合ってくれず、認知症の母を持ち、その上その悩みを打ち明けられずにいる”という苦悩にも寄り添いたくなる。そんな家庭環境の描写がとてもリアルに描かれていて、ひき込まれました。えっ、誰が『知ってるワイフ』なの? 澪? それともお母さん? というミステリー部分にもワクワクしました」と印象を語る。

演じる役柄については「マインドはストリート系。格好もノリもスケボーで移動するようなところにもキャラクターが表れています。役づくりとしては特にスケボーに力を注ぎました。今までやったことがなくて、初の挑戦でした。スケボーは彼のアイコンなので、注目していただきたいです。彼の恋愛は積極的に攻めるタイプです。突然現れ、瀧本さん演じる沙也佳さんにアタックしていくのですが、演じる上では上原くんの持っている“自信”を大事にしました。失うものがない彼のアタックには要注意です」と予告。

瀧本とは初共演で、「普段はとても穏やかな瀧本さんと、“用意スタート”と監督の合図がかかった瞬間の瀧本さんは全く別人で、プライドが高く近寄り難い沙也佳さんが僕の目の前にいました。そのおかげで僕も上原くんを“演じよう”とせずに、自然に上原くんになることができて、リラックスして撮影に挑めました。いかにして沙也佳さんの心に近づこうかということを、上原くんとしてずっと考えていました(笑)」と話す。

その上で、「この出来上がった世界の中に良いスパイスとして飛び込めていたら光栄です。いろんな意味でハラハラドキドキな展開が待っていますので、6話以降もぜひ楽しみにしていただけたらと思います!」と呼びかけた。

編成企画のフジテレビ・狩野雄太氏は「上原もとても大事なキャラクターで、沙也佳を本当の姿へと導く役割を持っています。彼女に対しては独特の距離感の詰め方をしながらも、内面の本性をあぶり出す恐ろしい慧眼(けいがん)を持っていますが、一方で、それが沙也佳をイラつかせてしまうこともあります。どこか超感覚に近い不思議さを小関さんが持つ魅力と相まってとてもうまく表現していただきました。もちろん元春と澪の関係にも影響を及ぼすのですが、沙也佳と上原の関係もどうなっていくのかご注目いただけましたら幸いです」と話している。

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