映画『さんかく窓の外側は夜』(1月22日公開)のティーチインイベントが2日に都内で行われ、森ガキ侑大監督、岡田将生、志尊淳が登場した。
同作は、ヤマシタトモコによるミステリーホラー作品の実写化で、ワタナベエンターテインメントと松竹がタッグを組み、共同で企画開発・製作する、ワタナベエンタ×松竹による共同制作プロジェクト第1弾となる。霊を祓うことができる男=冷川理人(岡田将生)と、霊を視ることができる男=三角康介(志尊淳)が心霊探偵バディを組み、刑事・半澤に依頼され、ある不可解な連続殺人事件の謎を追うことになる。
森ガキ監督のティーチインイベントだったが、イベント後半には、W主演の岡田・志尊が急遽駆けつけ登場するというサプライズ。監督が「えー!! うそ! しかも『さんかく窓』Tシャツ着てる!! まったく気づいてないです! だって、2人とも忙しくて仕事が終わらないって聞いてたから!」と本気で驚くと、志尊は「今日ね、急遽決まったんですよ! 10分前に! 『今日、早く終わったね。新宿行けるね!』って話して! ね?」と明かし、岡田も「うん、うん! さっき決まった!」と同意する。
驚く観客に、岡田が「あれでしょ? ハッシュタグ……でしょ??」と呼びかけると、志尊は「そうだよ! それを監督がリツイートして、俺たちが見る。っていう仕組みになるんだよね」と説明し、岡田は「今日はぜひ『#岡田将生しか勝たん』も入れてほしいな。最近、本当に(SNSを)勉強してるから」と要望。志尊が「この前はじめてのインスタライブ、どうでしたか?」と尋ねると、岡田は「最後の方、集中力は切れてたかな」と苦笑しつつ、「でも楽しかったよ。いろんな言葉も覚えられたし。『ハッシュタグ』『○○しか勝たん』とかでしょ? 次は何?」とコメント。志尊は「俺もわかんないよ。インスタライブで(見てる)みんなに教えてもらっている側だから! でもそれを、いかに『知ってたよ?』という空気を出せるかだよね(笑)」とコツを教える。「なるほどね。やっちゃお!」と納得する岡田に、志尊は「まーくん、覚えたらそればっかり言ってきそうだな!」とつっこんでいた。
映画の反響について聞かれると、森ガキ監督は「うちの母親はいつも(息子の作品に対して)酷評なのですが、今回は『映画として本当に良かった、役者がみんなよかった! 興奮して泣いた』って連絡が来ました。それだけうちの母親の心は掴んでいましたね」と明かす。志尊も「母は、『もう一回見たい!』、祖母は『ちょっと怖かった』、姉は『淳の顔が近い。顔が近くて集中できなかった』とそれぞれから感想をもらいました。姉としては、僕の顔もうそんなに見たくないんでしょうね(笑)。母は、映画が好きなのですが謎解き要素の部分に惹かれたようで、もう一度見たいと言っていました。なので自分でムビチケを買ってあげました」と報告し、会場から拍手が起きる。一方、岡田は「正直に話していいですか?家族、友人、まだ誰からも報告を受けてないんです……」と恐縮。「監督が話し出した瞬間から『あ、俺、誰からも感想もらってないな』って実は思ったんだよね」と苦笑する岡田に、志尊は「俺、バラエティとか出るときに、芸人さんとかに『見たよー!』とか言ってくれる人がいて、ロッチの中岡さんとかは『怖かったなあ』ってずっと言ってた」と反響を教えてあげていた。