Jabra(GNオーディオジャパン)は2月1日、「オンライン会議と相手に抱く印象に関する調査」の結果を発表した。調査は1月15日~18日、20~50代の働く男女500名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、2020年のオンライン会議の頻度について2019年と比べたところ、38.8%が「増えた」と回答。オンライン会議に関する不満について聞くと、「発言タイミングに困る」(26.8%)が最も多く、次いで「相手の音声が聞きづらい」(20.5%)、「相手の接続環境が悪く、一時中断することがある」(16.7%)と続き、約3割が「音」に関する不満を抱いていることが明らかに。
また、「オンライン会議中にPCやオンラインツールの不具合など、システム関連で何か不備があるとどのような影響があると思いますか?」と尋ねたところ、約4⼈に1⼈が「その会議だけでなく、その後のビジネスに直接影響する」(24.1%)と感じていることがわかった。
オンライン会議で相手の印象の良さを決める基準について伺ったところ、特に「話している音声がクリアに聞こえるか」(26.8%)、「通信環境が整っているか」(17.5%)、「周囲の雑音の少なさ」(15.8%)が整っている相手に対しては良い印象を受けやすいことが判明。
また、「オンライン会議で自分の印象をあげるためにしたこと」を聞くと、5⼈に1⼈(21.5%)が何かしらの行動を起こしており、「音を聞き取りやすくするためにヘッドセットを購入した」(11.0%)り、リモートワークが浸透した2020年らしく「背景を隠すものを購入し背景を整えた」(6.5%)人も一定数見られた。