AlbaLinkは2月2日、「テレワークになったら住んでみたい街ランキング調査」の結果を発表した。調査は1月12日〜19日、全国の男女500人(男性46.4%、女性53.6%)を対象インターネットで行われた。

  • 「テレワークになったら住んでみたい街ランキング」市区町村ランキング

    「テレワークになったら住んでみたい街ランキング」市区町村ランキング

テレワークになったら住んでみたい街ランキングの結果、市区町村別では「那覇市」(21票)が1位に輝いた。主な理由を見てみると、温暖な気候や利便性の良さ、そして那覇市だけでなく沖縄県全体へのイメージの良さが大半を占めた。

以下、2位「鎌倉市」(17票)、3位「福岡市」(16票)、4位「札幌市」(12票)、5位「軽井沢町」(11票)という結果に。いわゆる「都心に近い有名な避暑地」や「利便性がよく住みやすい人気都市」が上位に並び、東京都の市区町村はトップ10にはランクインしなかった。

男女別にみると、男性は1位「那覇市」、2位「福岡市」、3位「札幌市」、同率4位「渋谷区」「新宿区」「大阪市」と続き、上位に都心がランクイン。一方、女性は「那覇市」と「鎌倉市」が同率1位に。3位「軽井沢町」、4位「福岡市」、5位「京都市」と、避暑地や利便性の高い有名都市が上位にランクインし、都心23区はランク外に。女性は男性よりも住み心地や利便性などの実用性を重視している傾向にあることが伺えた。

  • 「テレワークになったら住んでみたい街ランキング」都道府県ランキング

    「テレワークになったら住んでみたい街ランキング」都道府県ランキング

都道府県ランキングでは、「神奈川県」(58票) が堂々の1位に。市区町村部門で第2位となった鎌倉市だけでなく、ランク外ながらも横浜市(8票)や小田原市(6票)など、都会と避暑地ともに人気の市区町村を数多く抱えているのが魅力。

続く2位には、「東京都」(56票)が僅差でランクイン。市区町村部門では全地域ランクイン外だったが、票の内訳を見てみると、渋谷区(6票)、新宿区(6票)、世田谷区(5票)、杉並区(4票)といった23区内だけでなく、八王子市(2票)、小笠原村(2票)、八丈島(1票)など23区外の地域からも幅広く票を集めていた。

以下、3位「沖縄県」(40票)、4位「静岡県」(33票)、5位「長野県」(27票)と続き、市区町村部門の人気都市を擁する都道府県が順当にランクインした。

  • テレワークで住んでみたい街を選んだ理由

    テレワークで住んでみたい街を選んだ理由

次に、「なぜその市区町村に住みたいと思ったか?」という質問に対する回答の頻出ワードを集計したところ、最も多く登場したワードは「自然」(100票)だった。以下、2位「海」(88票)、3位「都会」、4位「山」(56票)、6位「田舎」(44票)、7位「車」(35票)、8位「食」、同率9位「交通」「実家」(28票)と続いた。

自然に囲まれてゆっくりしたい、のんびりしたいという意見が多く見られた一方で、ほどよい都会(例:福岡市、仙台市)が好まれる傾向に。そのほか、実家や現在住んでいる場所、過去に住んでいた場所などを挙げる人も多かった。