きょう2日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(毎週金曜23:00~)では、300円ショップ「3COINS(スリーコインズ)」商品部の岡田幸子さん(40)に密着する。
キッチンからインテリア、ファッション、モバイル、キッズまで、デザインと実用性の高い品ぞろえの生活用品が支持を得て、この10年で店舗数は3倍の200店舗以上に急成長を遂げた3COINS。「安さとクオリティーもいい」「デザインがおしゃれでシンプル」「見るたびに新しいものがある」と、トレンドと価格に敏感な女性客の心をつかみ、毎月800種類にものぼる新商品が店頭に並ぶ。
商品部のMD(マーチャンダイザー)として商品開発や販売戦略を担う岡田さんは、魅力ある新商品を生み出すために、日々試行錯誤を繰り返している。
大学ではカウンセラーを目指して心理学を専攻した岡田さんだが、やりたいことが見つからず、就職先が決まらないまま卒業し、何となく始めたのが3COINSでのアルバイトだった。ところが、3年目には店長を務めて正社員になり、7年目の30歳で商品部のバイヤーに抜てき。何か作っていきたいという思いはなかったが、「目の前の求められたことに対して、頑張れるならやってみよう」と仕事に打ち込み、バイヤーを始めて3年後に商品部のリーダーとなった。
現在は、商品部の責任者として個性派ぞろいの11人のバイヤーを束ね、バイヤーから提案される商品企画をチェックする彼女。「今までは同業の100均や300均と勝負していたけど、ウチでしか買えない価値を提供していきたい」と、休日の外食や買い物中も安くて良いものを追求し、“300円の価値”を自問し続ける。
カメラは、岡田さんとクセの強いバイヤーたちによる、3COINSの新商品開発の裏側とその人気の秘密を映し出す。若手バイヤーへのフォローも忘れず、デスクワーク中も次々に声をかけられ、確認作業や相談に追われる岡田さんが、仕事を円滑に進めるための仕事術とは。「バイヤーは我が強いぐらいじゃないと面白いものを作れない。みんなの力を借りてブランドを良くしていきたい」と語る彼女の7つのルールに迫る。
スタジオでは、「この前、娘の傘を探して入りました」と3COINS体験を明かす本谷有希子。一方、青木崇高は「相談しやすい人、しにくい人が分かれるのは何で?」と問題提起し、長濱ねるがスタジオの誰に相談しやすいか…自ら告白する。「人の悩みに答えるのは得意」と自慢する尾崎世界観は、YOUから「相談するのが怖い…ツルピカにされそう」とダメ出しされる。