小学館が運営する「HugKum」(はぐくむ)はこのほど、「子どもを持つ家庭の意識の変化や、不安、悩みについて」に関するアンケートの結果を発表した。同調査は1月15日~21日、全国の0歳から12歳の子どもを持つHugKum WEB会員838人を対象に実施した。
2回目の緊急事態宣言が首都圏中心に発出されてからの子どもの生活や教育で、やめたこと(延期も含む)はあるか尋ねたところ、「友達との家遊びをやめた」(374票)が最も多かった。ジャンル問わず人が集まる「外遊び」「習い事」という回答も目立つ。外遊びでは、遊具は触らないようにするなどの配慮をしている家庭が多かった。
子どもの生活や教育で、新しく始めたいけれど、今は迷っていることはあるか尋ねると、最も多い回答は「習い事」だった。「友達との家遊び」「外遊び」「健康診断(検査など含む)」も多かった。
もし家族が感染したり、自宅療養となった場合の備蓄について聞くと、38%が「している」と答えた。具体的に備えているものは、、カップ麺、レンジアップの冷凍食品、缶詰や、ゼリー飲料・スポーツドリンク、日用品・マスクやトイレットペーパー・ゴム手袋・除菌用品などだった。「2週間は買い物に行かずに暮らしていけるよう、冷凍食品やレトルト食品を備えている」「消毒液やポリ手袋を多めに購入している」などの声も挙がっている。
一方、「備蓄はしていない」は62%だった。住んでいる地域によっても、意識の差が見られ、緊急事態宣言が早々に発出された東京・神奈川・埼玉・千葉の一都三県においては、比較的備蓄を意識している傾向が強かった。