ドラマーで歌手のシシド・カフカが、日本テレビ系ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』(毎週土曜22:00~)での撮影の裏話などを語った。
生身のダイナミックなアクションが評判の今作。クランクイン前に「(運動神経は)まったくダメです(笑)」と語っていたシシドだったが、放送直後SNS上では「カッコよすぎて惚れました」など多くの好評価が寄せられた。
改めて同じ質問を、撮影予定のアクションシーンに向けてリハーサルを重ねる本人にぶつけると、「戦闘(アクション)するには体が全部つながっていて、蹴りでも腕の振りや、腕のここに力が入ってないと威力が出ないとか、実際にやってみて頭では理解できるようになりまして…なおのことテンパってます(笑)」と、いまだに苦戦している様子。
それでも「最初は(アクション監督の下村氏から)『シシドさん、湊川由美子は超強いんです。まずは表情から作りましょう』とアドバイスされて。今は表情もアクションにつながっているという感じが分かるようになってきて、アクションができてなかったとしても湊川由美子として戦っている、コイツを倒すんだって表情は作れるようになりました」と、少しづつ手応えもつかめてきたようだ。
共にアクションシーンの撮影が多い亀梨和也についてたずねると、「先日、一番無様な練習風景をのぞかれてしまいまして(笑)。でもその時、アクション部の方々が指導してくださっている言葉とはまた違った視点から『こういうふうに解釈すれば足が上がりやすくなるよ』とアドバイスをくださって。そのシーンは、亀梨さんのアドバイスがあったおかげでグンと良くなりました」とのこと。さらに、「ロケで寒いと体が縮こまってしまうので、亀梨さんがウォームアップを始めたら『私も!』って亀梨さんの動きを全部真似するようにしてます。ほぐす必要がある場所が全部わかるので(笑)」とドラマの中だけでなく、現場でも2人のコンビネーションがバッチリなエピソードを披露してくれた。
主演の亀梨だけでなく、元詐欺師で犯罪心理学の教授・山崎辰二郎役の木村祐一など、料理好きなキャストが多いという『レッドアイズ』チーム。
先日、木村からレモンの差し入れがあった際には「『どう使えばいいですかね』なんて、木村さんとずっと料理の話をして作り方を教えていただいて。次にお会いした時には『イカとトマトのパスタにレモンをかけていただきました。美味しかったです』と報告して、木村さんが『そうか、じゃあ次は…』って、また別のレシピを教えてくれて。それをずーっと続けてるんですよ(笑)」と、アクションだけでなく料理のレシピの手数も増えているそう。「私と木村さんが料理の話をしていると、亀梨さんやみなさんが乗ってきて『それ、こうすると美味しいよ』って情報共有を結構してますね」と現場の和やかな雰囲気をうかがわせた。
きょう30日放送の第2話では、伏見(亀梨)とKSBCを狙った、壮大な犯罪計画の一端が明らかに。さらにアッと驚く展開が待っているという。
「1話の終わりに出てきた男は誰なんだ? その彼とドラマ全部のストーリーがどんどんつながっていく…・・『あれ、もしかして偶然じゃなかったの?』とか謎がどんどん分かって、2話は、より深くこのドラマに入っていける『さらなる入り口』だと思います。ぜひ期待して見ていただけたらと思います」と力強い言葉で呼びかけた。