お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、30日に放送されるCBC・TBS系バラエティ特番『未来人からの提言 ニッポン遅れてるヨ』(14:00~)でMCを務める。先日行われた収録後に山里にインタビュー。番組で取り上げる最先端のコロナ対策への感想や、コロナ禍を生き抜く上で心にとどめておきたい山里流の心構えを聞いた。

  • 南海キャンディーズの山里亮太 撮影:蔦野裕

この番組は、“未来人”として登場するプレゼンターが、「このままじゃニッポンはヤバイことになっちゃうよ!」と日本の現状に警鐘を鳴らし、世界の最先端事情を紹介するバラエティ。交通や医療、キャッシュレスなどに関する最新技術を知ることができる。

山里は「めちゃくちゃ未来の話のように感じましたが、実現に向けてスタートを切っているという具体的な情報を知ることができて、ワクワクしました。バラエティだからデフォルメしているのかなと思ったら、すでにできているものもたくさんあって、すごいなと思いました」と最先端の技術に興奮。

コロナ探知犬など斬新なコロナ対策も紹介され、「コロナ禍でいろいろ制限がありますが、できないことを確認して悲しくなるよりも、未来のことを語って前向きな気持ちでいるほうが幸せになれるんだなと感じました」と、大切な気づきがあったようだ。

相方のしずちゃんもコロナに感染。「世の中的にコロナという問題は身近なことになっていて、本当に早く解決してほしい」と切実な思いを述べ、「日本で新しい技術が開発されるなど、この世界的な問題を解決できる大きな鍵を日本が握っていたらかっこいいなと思いました」と日本の技術への期待も語った。

コロナ禍における生活に関して、山里流の“提言”を求めると、「誰かに怒りをぶつけるよりも、どうにか一生懸命これが過ぎるのを楽しく待てればいいのかなと。人の間違いを見るよりも、頑張っている人を見たり、楽しいことやくだらないことを見て笑っている時間にしていただきたい」とメッセージ。「そのお手伝いを、こういった番組ができたらいいなと思います」と願いを込めた。

そして、「『日本はすごいだろ!』という気持ちでも見ていただきたいですが、『どうなの日本は!?』『日本ってダメだよね』という方にも見ていただき、『ダメだよね』で止まらず、ダメだから何をすべきか考えることの大切さを感じていただけたら。そして、ちゃんと『ダメ』と言うことの大切さも感じていただけたらと思います」と視聴者に向けてアピールした。