V6の井ノ原快彦が、NHK「みんなのうた60」プロジェクトのアンバサダーを務めることが29日、明らかになった。
60年に渡り、それぞれの時代に寄り添った歌をおよそ1500曲も届けてきた「みんなのうた」。60年を迎える今年、「みんなのうた60」プロジェクトとして、1年間番組やイベントなど様々な形で「みんなのうた」の魅力を徹底的に伝えていく。
アンバサダーを務める井ノ原は、V6のメンバーとして、1997年に「みんなのうた」でおなじみの「WAになっておどろう」をカバーし、大ヒットを記録。そして2017年には、「みんなのうた」がきっかけで、気になるクリエイターに楽曲制作をお願いし、その楽曲が「みんなのうた」で採用され、V6として「太陽と月のこどもたち」を歌った。大人も子供も口ずさめる「みんなのうた」が大好きだという井ノ原が、60周年のアニバーサリーイヤーにその魅力を全力で発信する。
井ノ原は「今回アンバサダーを務めさせていただきますが、肩肘張らずに、みんなの心に届くような番組になったらいいなと思います」とコメント。
「事務所に入って間もないころ、仲間たちと楽屋にいたとき、僕が『北風小僧の寒太郞』を口ずさんだら、何人かが『寒太郎!』って追っかけの部分を歌ったんです。生まれた場所も育った場所も全然違うのに、みんなが知っている歌があるというのは、本当にすごいことだと思いました。また、V6としてはAGHARTAが歌った『WAになっておどろう』をカバーさせていただき、多くの方に知っていただけるきっかけになりました。実は、個人的にクリエイターの方もチェックしています。『すっぽんぽんぽん』を担当されたシンガーソングライターの岩崎愛さんが素敵だと思い、2017年に『太陽と月のこどもたち』を制作いただき、『みんなのうた』でV6として歌わせていただきました」と、「みんなのうた」との関わりを語る。
そして、「今、日本中、世界中が大変な状況にありますが、きっと皆さんのそばには歌があり、その歌のおかげで、楽しかったころを思い出したり、これから先がんばっていこうという気持ちになれたりするはずです。そんな歌が、60年、1500曲も生み出されたわけですから、見るだけで元気になれるような番組になったらいいなと思います」と期待している。
なお、井ノ原は、2月28日にEテレで放送される『みんなのうた60キックオフ特番(仮)』(19:00~19:55)に出演。4月以降も、井ノ原出演の特別番組が予定されている。
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