2021年初夏公開予定の映画『シン・ウルトラマン』の特報映像と特別ビジュアルが29日、公開された。

昭和41年(1966年)の放送開始以来、海外でも100を超える地域で放送され、今なお根強い人気を誇る日本を代表するヒーロー"ウルトラマン"の55周年記念作品として制作が発表されていた『シン・ウルトラマン』。

本作の企画・脚本をつとめるのは、自身もウルトラマンシリーズのファンであることを公言する庵野秀明氏。そして、監督は、「新世紀エヴァンゲリオン」をはじめ、数々の傑作を庵野氏と共に世に送り出してきた盟友・樋口真嗣氏。日本中に衝撃を与えた大ヒット作『シン・ゴジラ』(16年)で第40回日本アカデミー賞 最優秀作品賞・最優秀監督賞など主要7部門で最優秀を受賞した最強コンビが、満を持してこの新たな空想特撮作品に臨む。

主人公の【ウルトラマンになる男】には斎藤工。主人公の相棒役に長澤まさみ。そして、西島秀俊も重要な役どころを演じるという。また、斎藤、長澤、西島と同じく、様々な脅威に立ち向かうメンバーの一員として、有岡大貴、早見あかり、田中哲司。その他、物語の鍵を握る役どころで、山本耕史、岩松了、嶋田久作、益岡徹、長塚圭史、山崎一、和田聰宏といった演技派・個性派キャストが出演する。

特報映像では、巨大な生物が地球上に登場し、その危機に対応する緊迫した人類の状況が、登場人物たちの表情や行動で明らかに。そして、映像の最後には、ゆっくりと立ち上がるウルトラマンが現れる。

特別ビジュアルの一つ目は、謎めいた3点のアイテムが並び、その中央には「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」という意味深な言葉が。2つ目のビジュアルでは、鬼気迫る目元がクローズアップされた斎藤、長澤、西島、有岡、早見の視線が何かを見据えている。彼らの強い眼差しの先にあるものとは一体……。

(C)2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 (C)円谷プロ