Speeeは1月27日、「不動産売却に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は2020年10月16日~30日、同社運営の不動産一括査定サイト「イエウール」経由にて、不動産を売却した経験のある全国の男女100名を対象にインターネットで行われた。
「不動産を売却した際に後悔したことは?」と質問したところ、トップ3は「余裕のある売却スケジュールを立てなかったこと」(23.2%)、「売り出し価格を低めに設定してしまったこと」(22.2%)、「念入りな情報収集を怠ったこと」(16.2%)となった。
「余裕のある売却スケジュールを立てなかったこと」と回答した人からは、「余裕がなく、急いで売ってしまった」「思ったより売却が長引いた」「住み替え予定の方は物件の売りと買いの作業が重なることもあり、スケジュールにもっと余裕を持つべきだった」といった意見が。
また、「売り出し価格を低めに設定してしまったこと」を悔やんでいる人からは、「売り出し価格の設定をもう少し高くしていたら、望んでいた売却価格に到達していたかもしれないと思った」「相場より安い金額で売却してしまった」といった声が。価格設定は売主が決めるため、他にも「強気の価格設定にしてしまい、なかなか売れなかった」「売出し価格をいくらにすれば損しないのか悩んだ」という声も見受けられた。
「念入りな情報収集を怠ったこと」を挙げた人は、「固定資産税の支払いが大変で売り急いでしまった。もっと勉強してから売ればよかった」「初めてでわからないことだらけ。そんな状態で売却してしまった」とのこと。不動産売却の経験が豊富という人は少なく、「あの時こうすればよかった」「売却活動は大変だった」と後悔する人が多かった。