JR東日本は1月26日、新幹線の座席でもWeb会議を実施できる車両を設定し、利用動向や課題を調査する実証実験を2月1日より行うと発表した。
通常、新幹線の座席では携帯電話などでの通話を控えることになっているが、実証実験を行う列車についてはWeb会議や携帯電話などでも通話が可能な「リモートワーク推奨車両」を1両設定する。
「リモートワーク推奨車両」は列車により号車が異なり、新幹線オフィスの実証実験の開始駅と終了駅が列車ごとに決められている。「リモートワーク推奨車両」に座席指定はなく、B席・D席以外の空いている座席を利用する(満席の場合は利用できない)。
今回、快適で効率的なリモートワークを実現するため、KDDI、Think Lab、ヤマハ、富士フィルムと連携する。これにより、Wi-Fiルータ、メガネ型ウェアラブルデバイス 「JINS MEME」 、スピーチプライバシーシステム 「VSP-2」、アルコール除菌シート 「Hydro Ag+クロス(アルコール 60%)」を無料で利用できる。