P&Gジャパンは1月25日、「新生活様式とヒゲ剃り」に関する調査結果を発表した。調査は12月9日~10日、全国の20歳~59歳の有職男性500名(各年代125名)を対象に、同社小型家電ブランド「BRAUN」によるWEB調査にて行われた。
ヒゲ剃りの頻度について聞いたところ、「1日1回」という人の割合はこれまで(普段)47.2%であったのに対し、ステイホーム習慣中は7.4%までに減少。ステイホーム習慣中は、「2日に1回」や「3日に1回」という人が45.3%と半数を占め、全体の78.7%が、普段のヒゲ剃りの頻度より「減った」ことがわかった。
また、ヒゲを剃り忘れてしまった経験があるかを聞いたところ、34.6%の男性が「ある」と回答。その割合は年代が高いほど少なく、ビジネスマンとしての経験を重ねることで、ヒゲを剃ることが習慣化されていることが伺える結果となった。
続いて、コロナ禍にもう一つ習慣となったマスク生活に関連して、「整えてないヒゲ」を隠す意図でマスクをした経験があるか尋ねたところ、25.0%が「ある」と回答。年代別にみると、30代が32.0%と最も多かった。
男性の4人に1人が、ヒゲをマスクで隠したことがあるとのことだ、そのうちの4割超が仕事やプライベートでマスクを外さざるを得ない状況になるなどの失敗を経験していることが判明。仕事のシーンでは、「面接で顔を全部見せて欲しいと言われた」「クライアント先でお茶を出され飲まざるを得ない状況になった」「仕事中に急に初めましての挨拶が必要になった」「謝罪の際にマスクを外すハメになった」などの失敗談が。また、プライベートでも「本人確認のためにマスクを外す必要があり、失敗した」「顔認証で外さないといけなくなった」「食事の際に仕方なくマスクを外したが、周りの視線が気になって食事に集中できなかった」といったエピソードが寄せられた。
次に、外出先でヒゲを剃りたいと思った経験について聞いたところ、38.2%が「経験がある」と回答。そのうちの4割がコンビニなどでカミソリなどを購入して外出先で剃ったとのこと。しかしながら、その結果、「剃刀負けをして血が出た」という人が50.6%、「肌荒れを起こした」が36.4%、「剃り残してしまった」が35.1%など、多くの男性が外出先での急なヒゲ剃りで失敗をしていることがわかった。