俳優の長谷川博己が主演を務めるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜20:00~)。徳川家康役の風間俊介が、24日に放送された第42回「離れゆく心」での明智光秀(長谷川)とのシーンについてコメントを寄せた。

  • 徳川家康役の風間俊介

風間は「家康はこのシーンで、明智様に自分の国や人生を賭けた決断を相談しますが、三河を束ねる一国のあるじとしてではなく、幼いころに干し柿をもらったことのある、戦国を生きるひとりの男として相談しているのではないかと思います。肩書きや地位を脱ぎ捨てて話ができるのは、きっと明智様だけではないでしょうか」と振り返る。

そして、「このシーンの会話は、竹千代が初めて明智様に会った時の話から始まります。あの干し柿のシーンがここにつながっているとは・・・。『麒麟がくる』をすべてご覧いただいた後、もう一度初めから見直したら、また面白いのではないかと思います」と語った。

智将・明智光秀(長谷川)を主役とし、その謎めいた前半生に光を当てながら、彼の生涯を中心に戦国英傑たちの運命の行く末を描く本作。2月7日に放送される最終回で、「本能寺の変」が描かれる。

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