オレンジページは1月21日、「マスク」に関する調査結果を発表した。調査は2020年11月21日~25日、国内に在住する20歳以上のオレンジページメンバーズの女性1,512名を対象にインターネットで行われた。

  • どんなタイプのマスクを使っていますか?

    どんなタイプのマスクを使っていますか?

もっとも使用率が高いマスクは「不織布」で83.0%。「布(手作り)」(35.2%)や「布(市販)」(32.5%)を大きく引き離しての1位となった。

不織布マスクについて、どれくらい使用してから捨てているのか教えてもらったところ、「1日に2枚以上捨てる」あるいは「1日使ったら捨てる」のように、使い捨てしている人が55.8%と半数を超えたものの、一方で、「複数回使ってから捨てている」人も40.7%いることが判明。自由回答には、「街中や病院に行った後はすぐ捨てる。そのほかは消毒スプレーをして数回使う」など、洗濯や消毒をして繰り返し使っているという声が多数寄せられた。

  • 洗ったマスクを家族で共用していますか?

    洗ったマスクを家族で共用していますか?

続いて、不織布以外の洗えるマスクを使用している人を対象に、洗って使っているかを聞いたところ、90.7%が「洗って使っている」と回答。そこで、「洗ったマスクは家族で共用していますか?」と尋ねたところ、「共用していない」人が94.2%と大多数を占める結果に。マスクの使用について、多くの人が下着や歯ブラシを同じ感覚であることがわかった。

  • コロナ禍でマスクをするようになって、メイクをする機会は減りましたか?

    コロナ禍でマスクをするようになって、メイクをする機会は減りましたか?

次に、マスク着用によるメイクの変化について調査を実施した。その結果、コロナ禍以前と比べ、メイクをする頻度が「減った」人は54.8%。属性別にみても、フルタイム勤務と専業主婦のいずれにおいても50%以上の人が減ったと回答しており、仕事の有無にかかわらず毎日メイクをする人が減少している傾向が見て取れた。

実際、マスクしていても欠かせないメイクアイテムとして、「眉ペンシル、眉マスカラ」(60.3%)、「日焼け止め」(40.8%)、「化粧下地」(25.1%)が上位に並び、「見えるところだけ」整えている実情が浮き彫りとなった。