テスティーは1月15日、中学生・高校生を対象とした「お小遣いに関する調査」の結果を発表した。調査期間は2021年1月4~12日、有効回答は1,026人(中学生男性157人・同女性274人、高校生男性294人・同女性301人)。
約4人に1人が「お小遣いをもらっていない」
お小遣いをもらっているかどうか聞くと、中学生の75.9%、高校生の75.0%が「もらっている」と回答。一方、約4人に1人が「もらっていない」(中学生24.1%、高校生25.0%)ことがわかった。2020年調査と比べると、「もらっている」との回答は、中学生では12.0ポイント、高校生では5.9ポイント増加した。
お小遣いをもらっていると答えた人に「ひと月のお小遣いの金額」を質問すると、中学生は「1,000円~3,000円未満」が58.4%と過半数を占め、次いで「3,000円~5,000円未満」が17.1%、「1,000円未満」が15.6%との順に。高校生は「3,000円~5,000円未満」が32.7%と最も多く、以降、「1,000円~3,000円未満」が24.9%、「5,000円~7,000円未満」が22.2%となった。前年と比べると、中学生・高校生とも金額に大きな差はみられなかった。
お小遣いの使い道については、中学生・高校生とも「友達と遊ぶための交際代」(中学生65.7%、前年1位/高校生67.8%、同1位)が1位。続いて、中学生は2位「ゲームや漫画などの娯楽品購入代」(54.7%、同3位)、3位「貯金」(52.9%、同4位)、高校生は2位「お菓子や飲料などの飲食代」(55.2%、同2位)、3位「ゲームや漫画などの娯楽品購入代」(53.5%、同2位)となった。前年と比較すると、高校生は順位に変わりはなかったが、中学生は変動がみられる結果となった。