ラック1月21日、企業のテレワーク環境のセキュリティ状況を自己診断できる無料Webサービス「テレワーク環境セキュリティ対策簡易チェック」を公開した。同サービスは、自社のテレワーク環境の安全性に不安のある場合や、セキュリティリスクの全体的な状況を把握することなどを可能としている。申し込みはこちらを参照。

コロナ禍による緊急事態宣言などにより、企業のテレワーク導入が大幅に進んだ一方で、社外からオフィスネットワークに接続する端末や接続する際の認証の仕組みを狙ったサイバー攻撃なども増加している。また、テレワークではサイバー攻撃だけでなく、利用者の端末の安全な利用方法、会社で設定するセキュリティポリシーの徹底も困難となり、情報漏えいのリスクにつながることもあるという。

同サービスでは、テレワーク環境の導入・拡大で変化したセキュリティリスクを簡単に把握できるように同社の専門的な経験と知識を反映したアセスメントシートを用意し、質問票にチェックを入れるだけで、自社のテレワークセキュリティの状態を診断できる。

  • 「テレワーク環境セキュリティ対策簡易チェック」のイメージ

    「テレワーク環境セキュリティ対策簡易チェック」のイメージ

専門知識がなくても自身でアセスメントが可能なほか、セキュリティ対策状況の社内調査やセキュリティ対策を専門事業者へ依頼する際の準備としても役立つという。