GOENは1月19日、「マイホームの購入」に関する調査の結果を発表した。調査は2020年12月23日~24日、地方在住の20代~40代男女のうち、マイホームの購入を検討中あるいは購入した既婚男女1,128名を対象に、インターネットで行われた。

  • 新型コロナウイルスの影響で住宅ローンの支払い状況はどのように変化しましたか?

    新型コロナウイルスの影響で住宅ローンの支払い状況はどのように変化しましたか?

「新型コロナウイルスの影響で住宅ローンの支払い状況はどのように変化しましたか?」と聞いたところ、20人に1人が「支払えなくなった」(2.5%)、「銀行と相談して一定期間は減額してもらっている」(2.9%)と回答した。

  • マイホームを購入した際に大変だったこと/購入前に準備しておいた方が良いと思うもの

    マイホームを購入した際に大変だったこと/購入前に準備しておいた方が良いと思うもの

次に、実際にマイホームを購入した際に大変だったことを聞くと、「住みたい場所の土地探し」(25.8%)、「必要書類の収集・作成」(19.6%)、「住宅ローンの審査」(19.4%)、「パートナーとの意見のすり合わせ」(18.2%)、「頭金の準備」(16.6%)が上位に。購入後に気付いた失敗エピソードとして、「隣の家の間取りを考えて設計すれば良かった」「資金計画を綿密に立てていなかったせいで、住宅ローンの返済に苦しんでいる」「近隣住民の様子を把握していなかった」などが寄せられた。

また、購入前に準備しておいた方が良いと思うものを聞いたところ、「貯金」(71.1%)が最も多く、次いで「資金計画の作成」(53.0%)、「希望条件の整理」(52.5%)、「住みたい地域の見学」(34.2%)、「パートナーと意見のすり合わせ」(33.4%)と続いた。

  • マイホームの購入を検討しているものの購入していない理由/マイホームを購入する上での不安な点

    マイホームの購入を検討しているものの購入していない理由/マイホームを購入する上での不安な点

続いて、マイホームの購入を検討しているものの購入していない理由を教えてもらったところ、「目標の貯金額や収入に達していないから」(33.5%)、「住みたい場所が決まらないから」(31.2%)、「新型コロナウイルスの影響で家計がダメージを受けているから」(12.5%)が上位に。

また、マイホームを購入する上での不安な点を聞くと、「住宅ローンの返済」(66.2%)が最も多く、次いで「希望条件との予算が合うか」(49.8%)、「住みたい場所の土地が見つかるか」(47.6%)と続いた。

そこで、実際にマイホームを購入するために準備をしている人がどのくらいいるのか調べたところ、50.6%が準備をしていることが明らかに。どのような準備をしているのかを尋ねたところ、「貯金」(72.4%)、「希望条件の整理」(36.8%)、「資金計画の作成」(36.4%)、「住みたい地域の見学」(28.7%)、「パートナーと意見のすり合わせ」(28.3%)が上位にあがった。