ライフパートナーズは1月19日、個人投資家を対象とした「2020年の運用成績と2021年の日経平均株価の見通し」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2020年12月25日~2021年1月8日、調査対象は同社が運営する「やさしい株のはじめ方」メルマガ会員で、有効回答は713人。
2020年の運用実績、約7割がプラス
メインの投資方法を尋ねると、「割安株(バリュー株)投資」が34.3%でトップ。以下、「成長株投資」が19.7%、「優待株投資」が16.9%、「高配当株投資」が10.8%、「IPO投資」が8.3%と続いた。
2020年の運用成績を聞くと、「+10%未満」が24.2%、「+10%以上」が21.8%、「+20%以上」が12.6%、「±0%」が10.9%と続き、約7割がプラス、約3割がマイナスと回答。プラスの成績だった人からは、「コロナショックで相場が急落した際に、割安になった株を購入した」「コロナ禍でも業績が伸ばせる銘柄を選んだから」「業績を見て株を買ったので3月の底値でも継続保有できた」といった声が多く寄せられた。
2021年の日経平均株価の見通しについては、「2万4,000円~2万6,000円」が最も多く29.8%。次いで「2万6,000円~2万8,000円」が19.9%、「2万8,000円~3万円」が19.8%、「2万2,000円以下」が12.2%、「2万2,000円~2万4,000円」が10.5%と続いた。2020年12月30日15時時点の日経平均株価(終値)は2万7,444.17円だったことから、下がると考えている人の方が多いことがわかった。
下がると予想した人の中では、「コロナ収束の見通しが立たないから」「株価の上昇だけで実態を反映していないから」などの意見が多かった一方、上がると予想した人の中では、「金融緩和が続くから」「コロナが収束して好景気になるから」といった回答が目立った。