ヴィクトリーナ・ウインク体育館(兵庫県)で1月16日、バレーボールV1リーグ女子の「久光スプリングス」と「ヴィクトリーナ姫路」の試合が行われた。
同戦は、久光スプリングスにとって、2021年初めての試合となる。会場には、新型コロナウイルス感染予防のために消毒薬が置かれ、観客は検温をして入場、十分な距離を保っての着席など、万全の対策を取っての試合となった。
第1セットは、フォルケ・アキンラデウォ選手や野本梨佳選手を中心とした緩急自在の投球が光る展開で久光スプリングスがリード。25-15と大きな差をつけて先取した。
第2セットは、序盤から一進一退の攻防が繰り広げられた。接戦が続く中、今村優香選手らが得点を重ね、ゲーム終盤に逆転。30-28で第2セットを制した。
2セットを連取した久光スプリングス。第3セットでも着実に得点を重ねて姫路をリードしてきたが、21-21で追い付かれてしまう。一時逆転を許してしまうものの、その後も粘り強く食いつき、23-22とリード。しかしその後3連続失点し、23-25で第3セットを落とした。続く第4セットは12-25、最終セットは11-15。2-3のフルセットで敗北を喫した。
今回、エースの石井優希選手や長岡望悠選手の出番は少なかったが、野本選手、フォルケ選手らはほぼフルで出場。それぞれ得点につなげる活躍が光った。