乃木坂46の26thシングル「僕は僕を好きになる」(27日発売)の初回仕様限定(CD+Blu-ray)盤Type-Bに収録されるアンダー・メンバー曲「口ほどにもないKISS」と、Type-Dに収録される4期生曲「Out of the blue」のミュージックビデオ(以下MV)が19日より公開された。
昨年10月上旬に山梨県河口湖界隈で撮影した「口ほどにもないKISS」のMVでは、駆け落ちする2人によって屋敷が大混乱に陥るも、実は裏で手引きしている者がいたというストーリーをミュージカル調に演出。センターを務める阪口珠美は“駆け落ちを手引きする者”、そのほかメンバーも「探偵」「警察官」「料理人」をそれぞれ演じる。撮影日は阪口と渡辺みり愛の誕生日が近かったということで、撮影現場ではサプライズで誕生日祝いが行われた。
メガホンを取るのは、映画監督・頃安祐良氏。代表作『シュナイダー』で第21回東京学生映画祭グランプリをはじめ第31回ぴあフィルムフェスティバルなど様々な映画祭で入選し、『あの娘、早くババアになればいいのに』で第7回田辺・弁慶映画祭で弁慶グランプリと市民賞をW受賞、乃木坂46では桜井玲香のソロ曲「時々 思い出してください」のMVなど多くの個人MVを手掛けてきた。
「Out of the blue」のMVは、昨年10月上旬に静岡県伊豆にて撮影。撮影前夜に宿泊先でメンバー同士の枕投げが始まった、という物語を描く。センターを務める早川聖来を中心に、本気で枕投げを行うメンバーによる“豪速球”の枕が行き来する場面も。翌日肩が筋肉痛になったというメンバーも数名いたという。
本編終了後のエンドロールでは、正規のダンスをパフォーマンス。今回のダンスは「誰でも踊りやすい」ことがテーマとなっている。
また本MVは、これまで多くのMVを制作し、Creepy Nuts「かつて天才だった俺たちへ」でMTV VMAJ 2020の最優秀ヒップホップビデオ賞を受賞した映像ディレクターのN2Bが務めた。N2Bが乃木坂46のMVを手掛けるのは初となる。