女優の戸田恵梨香が18日、TBS系金曜ドラマ『俺の家の話』(1月22日スタート、毎週金曜22:00~)のオンライン記者会見に、主演を務めるTOKIOの長瀬智也らとともに出席した。

  • 前列左から西田敏行、長瀬智也、戸田恵梨香、後列左から桐谷健太、江口のりこ、永山絢斗、宮藤官九郎

長瀬と脚本家の宮藤官九郎氏がTBSの連続ドラマで11年ぶりにタッグを組んだ本作は、濃すぎる家族が織りなす、まったく新しい形のホームドラマ。ブリザード寿というリングネームで活躍する、ピークを過ぎたプロレスラー・観山寿一(長瀬)が、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として謎の女性介護ヘルパーを巻き込みながら、家族と一致団結し、一家をまとめていく。

寿一の父・寿三郎(西田敏行)が婚約者として紹介する謎の介護ヘルパー・志田さくらを演じる戸田は、「私自身、いまだに謎な役をやっております。撮影に入ってもよくわからない役が今回初めてで、感情や心境を吐露するところがあるんですけど、すごく断片的な人というか、多面性なんですかね。すごく不思議な役で、自分の中でも統一感があるようなないような、でもそれがさくらなんだなというのがようやくわかってきた段階です」と語った。

寿三郎と接する時と家族と接する時で、まったく違うさくら。戸田は「じゅじゅ(寿三郎)といるときはずっと乙女です。今となっては自然に女になっていく感覚があるんですけど、ご家族の方と寿三郎さんとは違うし、1人の時とも違うし、その時々で変わっていくので、いつも探りながら楽しくできているなと思います」と、そんなさくらを楽しんでいるという。

また、西田にお姫様抱っこされるシーンの心境を聞かれると、「オンエアだと、5分くらいあるかなというシーンですけど、実際撮影は何時間もやっているので、西田さんの足が心配でした。ずっと足を思っていました」と打ち明けた。

会見には、永山絢斗、江口のりこ、桐谷健太、西田敏行、宮藤官九郎氏も出席した。

(C)TBS