日本テレビ系ドキュメンタリー番組『NNNドキュメント’21』(毎週日曜24:55~)では、阪神・淡路大震災の被災地支援に対する恩返しの活動を行った男性を追った『死ぬまで生きてやろうじゃないか 1・17阪神淡路大震災~神戸からの“音”がえし~』(読売テレビ制作)を、きょう17日に放送する。
神戸でライブハウスを経営していた松原裕さんは、音楽の力で阪神・淡路大震災の“恩返し”をするため、チャリティフェスティバル「カミングコウベ」を立ち上げた。音楽の力で“阪神大震災の記憶”と“助け合いの心”を次世代に伝え続けた松原さんに突然告げられた末期がん。闘病の末、39歳でこの世を去った。
「震災時に助けてくれた全国の人たちに恩返しを」と、闘病生活の中で震災に向き合い続けた強い思いは、死後も息子や仲間たちに継承されている。
阪神・淡路大震災から26年。2009年から10年にわたる取材で記録した彼の姿から、改めて震災への向き合い方を考えていく。