ビズヒッツは1月14日、「仕事に行きたくない理由に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2020年12月3日~4日、働く男女500名(女性329名、男性166名、未回答5名)を対象にインターネットで行われた。
調査によると、「仕事に行きたくないと思うことがある」人は91.2%。理由を尋ねたところ、「人間関係に悩みがある」が断トツのトップに。パワハラ上司や理不尽な先輩など、苦手な相手が存在することで会社に行くことすら苦痛になり、退職を考えるキッカケにさえなるよう。
次に多かった理由は、「やりたくない仕事がある」と「起きるのがつらい」の二つ。「やりたくない仕事がある」とは具体的に、ミスに対する謝罪、苦手な業務、プレッシャーの大きいプレゼンなど。こうした仕事が待ち受けているときに休みたくなるという人が多く、「怒られるだろうな」「嫌だな…」「失敗するかも」といったネガティブな考えが浮かんできて、気が重くなってしまうよう。
以下、「仕事が忙しい」「めんどう/やる気がおきない」「疲れがとれない」が上位にあがった。
続いて、「仕事に行きたくないと思うことがある」と回答した456人に、どのタイミンミグで「行きたくない」と思うのか聞いてみたところ、「朝起きたとき」に回答が集中。
そんな時はどうするのか教えてもらったところ、男女に共通して「あきらめて行く」人や「お金のためと割り切る」といった意見が多く、給料をもらって働いている以上、行きたくなくても行くしかない、働かなければ給料がもらえない、と考えて自分を鼓舞している人が大多数を占めた。
男女別にみると、女性は、仕事帰りにスイーツを買ったり、おいしいランチを食べるなどの「楽しみやご褒美をつくる」がトップになったほか、「音楽を聞く」「おいしい朝ごはんやこーヒー」で気分をあげていくという人も。
一方、男性は「あきらめて行く」に次いで「とりあえず動き出してみる」「楽しみやご褒美をつくる」といった対処法が上位に並んだ。