出汁を取るところから料理を作ったり、自然素材で服を手縫いしたり……。手間暇を惜しまずに日々を過ごす、そんなシンプルでナチュラルな「丁寧な暮らし」が多くの人たちを魅了しています。
「丁寧な暮らし」に憧れをもって実践する人がいる一方で、そんな生活にふとした違和感を感じたというYuka Masudaさん(@yukamasuda)。投稿がツイッターで話題になっていました。
暮らしが丁寧かどうかより、自分を丁寧に扱う、雑に扱わないことの方が大事じゃないですか、疲れたら休む、違和感を無視しない、自分が美味しいと思えるごはんを食べるとかそういうの、あと家族や友達、同僚など自分を雑に扱う人がいたら距離取る、それが他人から美しく見えなくても別に良いというか(@yukamasudaより引用)
Masudaさんにお話を聞いてみたところ、「仕事が忙しくて気持ちに余裕がなく、部屋は荒れるし、晩ご飯は三日連続デリバリーで、ピザやラーメンを食べて……丁寧な暮らしからは程遠いなと思ったんですが、でも『余裕がないときに無理してまで掃除や料理しなくていいよな』と考えてあのツイートになりました」とツイートした経緯を教えてくれました。
「こんなに反響があると思っていなかったのでびっくりしました。日本人は特に他人のために自分の気持ちを我慢したり犠牲にしたりしがちなので、もっと自分を大事にしてほしいなと思います」(Yuka Masudaさん談)。
この投稿を見た読者の皆さんからは、「本当、その通りですね。人にどう見られてるかより自分を大切にすること、大事ですよね」「みっともなくたって自分自身を大切にする行動をとる。それが自分を一番丁寧に扱っているということなんですね」と同意の声が。中には「疲れてたみたい泣いてしまいました。ありがとうございます」とご自身に当てはめて思わず涙を流してしまった人も。
確かに、生活は丁寧でも自分自身を丁寧に扱わないのでは、それこそ本末転倒ですよね。自分の心の声に耳を傾けていきたいものです。
暮らしが丁寧かどうかより、自分を丁寧に扱う、雑に扱わないことの方が大事じゃないですか、疲れたら休む、違和感を無視しない、自分が美味しいと思えるごはんを食べるとかそういうの、あと家族や友達、同僚など自分を雑に扱う人がいたら距離取る、それが他人から美しく見えなくても別に良いというか
— Yuka Masuda (@yukamasuda) January 12, 2021