アスクは、HPのデータサイエンス向けモバイルワークステーションPC「HP ZBook Fury 17 G7」の取り扱いを発表した。価格は要問合せとなる。
第10世代Intel Core i9-10885HとNVIDIA Quadro RTX 5000を搭載し、最大級のデータセットを扱って大規模な演算処理をどこからでも活用できるというモバイルワークステーションPC。メモリにDDR4 64GB、ストレージに2TB M.2 SSD×2を搭載するプレミアムパフォーマンスモデルと、128GB DDR4と2TB M.2 SSD×4を組み合わせるエクスクルーシブモデルの2構成をラインナップする。ディスプレイには17.3型4K(3,840×2,160ドット)非光沢液晶を組み合わせる。
NVIDIA TuringアーキテクチャのQuadro RTX GPUを搭載し、NVIDIA NGC-Ready準拠のNVIDIA CUDA-X AI上に構築されたテスト済みのデータサイエンスソフトウェアが付属している点が特徴。RAPIDSデータ処理や機械学習ライブラリ、XGBoost、TensorFlow、PyTorch、Caffeなど、主要なソフトウェアを標準搭載する。
OSにWindows 10 Proをプリインストールしており、Ubuntu 18.04 TLS、CentOS 7.6、Red Hat 7.6(要サブスクリプション)とのデュアルブートにも対応する。GPUドライバーはNVIDIA Driver 460で、CUDA 11.0、Docker 18.06.1-c3、NVIDIA Docker 2.0.3、RAPIDS 0.16、Pytorch 20.12-py3、Caffe 20.03-py3、Caffe2 18.08-py3、TensorFlow 20.01-tf1-py3が出荷時点で導入済み。