◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
フィッシングライター/職業釣師:田澤 晃
北海道生まれ東北育ち、釣り歴50年、ライター歴32年の職業釣師。
既存の釣りに飽き足らず、常に最先端の釣りを模索し続けることを生きがいにする。
東北を拠点にフレッシュウォーターからソルトウォーター、餌釣りからルアーフィッシングまで幅広いジャンルをこなし、釣り雑誌や新聞を中心に書籍、MOOK本など多数を執筆。
近年はカヤックフィッシングチームの代表として、釣り以外のイベント等にも積極的に参加し、地域活性化に努める。
アジをルアーで狙うアジングに欠かせないアジングルアー。主にワームとメタルジグがあります。ダイワの月下美人シリーズなど、多数の人気メーカーから発売されていますが、重さや形状、色、サイズなど種類はさまざま。この記事ではアジング初心者から中級者に役立つ選び方とおすすめ商品を紹介。
アジングルアーとは?
アジを釣るためのルアーをアジングルアーと呼びます。餌に似たフォルムが多いのは、アジが餌に似たものだけに反応するという習性を利用しているからです。ルアーのほかにロッドやラインも専用のものがあるので、セットで揃えてみましょう。
アジが釣れる時期は?
アジは6~12月がシーズンと言われていますが、6~7月のシーズン初めの梅雨時期につれるアジは、豆アジと呼ばれ10㎝未満の幼魚が中心です。なので、ある程度大きいアジを狙うなら、夏~冬になる前を狙いましょう。
釣りをする時間帯は関係ある?
アジを釣るなら、朝(5~7時ごろ:朝マズメ)か夕(17~19時:夕マズメ)を目安に始めると、釣果が期待できると言われています。もちろん1日中釣れる可能性もありますが、なかなか釣ることができないなら、上記の時間を狙ってみましょう。
狙うアジのサイズでワームかメタルジグを使い分けよう
アジングルアーの選び方
ルアーフィッシングのひとつのカテゴリーとして確立されているアジング。アジングルアー選びの際は、釣行する時間帯や状況、狙うアジのタイプによってもポイントが異なります。
代表的なアジングルアーのタイプには「ワーム」と小型の「メタルジグ」があります。狙うアジのサイズが30cm以下であれば「ワーム」タイプ、もう少し狙い目を幅広く大きめのサイズのアジまでも狙いたいなら「メタルジグ」を使うなど、狙うアジのサイズによって使い分けます。
ほかにもシンキングペンシルなどの小型プラグやスプーンも使用することもあるので、「どれぐらいのサイズのアジを狙うのか」を意識してみましょう。
ワームを選ぶときのポイント
ソフトルアーとも呼ばれるワームは、アジングではメインに使われるルアーです。ここではそんなワームを選ぶときのポイントをご紹介します。
ワームのサイズは1.5~3インチ程度が一般的
アジングに使用されるワームのサイズは、1.5~3インチ程度が一般的と言われています。小型のアジはイワシやシラスの稚魚やミジンコ、動物性プランクトンなどをエサとして好むので、それらに近いサイズの小さめのワームを選ぶと良いでしょう。
ジグヘッドの重さをチェックしよう
アジング初心者は釣りやすい夕マズメ~ナイトゲームがおすすめです。デイゲームでも釣れないというわけではありませんが、ナイトゲームに比べると、難易度がかなり高くなります。
ワームのサイズも大切ですが、使用するジグヘッドの重さはもっと大切な要素です。ジグヘッドは重過ぎるとフォールスピードが速すぎて食いが悪いので、できるだけ軽いものを使うのが基本ですが、初心者は2gくらいから始めて、慣れたら1.5g、1g……と落としてゆけばいいでしょう。
海水の状態や昼間・夜間によってカラーを選ぶ
アジングは昼間に行なうデイゲーム・夜間に行なうナイトゲーム両方で楽しめるのが特徴のひとつ。ワームの色はデイゲームでなら白やクリアな色、鮮やかな色のアピール カラーとか、ソリッドカラーのものがいいでしょう。
ナイトゲームではグローと呼ばれる夜光色のものが効果的です。また、 ナイトゲームもクリア系を中心にソリッドカラー系、 ラメ系をローテーションするのがおすすめです。
形状もチェック! ピンテール型は初心者にも◎
ワームにはいくつかの形状がありますが、基本となるのはピンテール型でしょう。しっぽの部分が細くなっているため水中で振動しやすく、ただ巻きの操作などでも効果を得やすいので初心者の方にも向いています。
またストレート型はアジの好むシラスやイワシの稚魚の形に近いため、アジへのアピールが高くなるでしょう。
メタルジグを選ぶときのポイント
メタルジグは大型サイズを狙う時や、デイゲームで遠くや深場のポイントのボトムを攻める時に有利。ここではメタルジグの選び方のポイントをご紹介します。
操作性に影響する重さは3g~10g前後を目安に
アジは小さな魚を捕食するのでメタルジグも小さくて軽量のものがおすすめです。重さは3g~10g前後が良く、重すぎないことで速度を落としたスローアクションや海底のアジを狙うときにもアジを誘いやすくなります。
ただし一般的なワーム用のアジングロッドでは、5g以上のメタルジグは使えないので、メタルジグを使う場合はタックルも代える必要があります。
形状は細長いタイプか偏平タイプを
メタルジグの形状は、細長いタイプか偏平タイプが良いでしょう。細長い形は水流の激しい場所で大型のアジを狙うときに効果的。偏平タイプは、木の葉が落ちるようなヒラヒラアクションが特徴で、よりアジへのアピール力が高まります。
また、できれば「重心」もチェックしましょう。重心が後方(リア)にあるルアーは飛距離が出やすい特徴があり、前方(フロント)の場合は泳ぎが派手で浮き上がりにくいです。遠投を旨とするメタルジグでは飛距離が出やすいもの、後方に重心のあるタイプがいいでしょう。
初心者はブルー系かピンク系を選択しよう
ブルーとピンクを組み合わせたカラーは、光量の多いデイゲームで有利に働きます。初心者の方は、このブルー系かピンク系を選ぶと良いでしょう。
一方、光量が少なく、アジのゴールデンタイムになるマズメ時はゴールド系のキンアカなどが有効です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)