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【この記事のエキスパート】
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介
ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。
アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。
フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。
人工的に水面を作ったり、渓流の一定区画を区切って魚を放流している管理釣り場。なかでも人気なのが、ニジマスなどが放流されているエリアトラウト釣りです。本記事では、管理釣り場用(エリアトラウト)ルアーの選び方、おすすめ商品を紹介します。チャート図に基づいたタイプ別診断も試してみてくださいね。
管理釣り場とは
管理釣り場とは、池や湖、川などを人工的につくったり、川を区画で区切ったりしている「管理された釣り場」のことを指します。「釣り堀」とイメージするとわかりやすいかもしれません。
一般的にはニジマスやイワナ、アマゴといったマス類(トラウト)が放流されていることが多く、「エリアトラウト」「管釣り」とも呼ばれています。
また、管理釣り場で利用するルアーは、フックに返しがない「バーブレスフック」を利用することがほとんどです。魚を極力傷つけずにリリースするための配慮であり、管理釣り場の一般的なルールになっています。
管理釣り場用ルアーの選び方
管理釣り場でたくさんの魚を釣りたい場合には、管理釣り場での使用に適しているルアーを使う必要があります。
ルアーの種類や色によって魚の食いつき方も変わります。また、トップやボトムなど責める場所に合った重さのルアーを選ぶのも重要なポイントです。まずは、管理釣り場向きのルアーの特徴を紹介します。
【1】ルアーの種類をチェック
管理釣り場での使用に適しているルアーは、大きく分けて、定番のスプーン、クランクベイト、大物も狙えるミノーの3種類です。ルアーによって釣りやすい魚の種類や大きさなどが異なります。それぞれのルアーの特徴をチェックしておきましょう。
スプーン
湖に落としたスプーンに魚が食いつく様子を見て発明されたルアーで、小さなスプーンのような形をした金属片にフックがついています。
さまざまな色、形をしたものが販売されていて、管理釣り場で利用するルアーの大定番といえるルアーです。
形状別、グラム別、色別などさまざまな種類を用意し、いろいろと試しながら釣りをするのが基本です。
クランクベイト
丸っこい小さな魚の形をしたルアー。クランクベイトはブラックバス釣りに適していますが、トラウト釣りにもぴったりです。スプーンで釣れない時の二番手として使用したいアイテム。
リップという水かきが先端についていて力強く水中を進むのが特徴で、速い動きよりも力の強い動きに反応する魚が食いついてくるでしょう。
ミノー
細長い小魚の形をしたルアーで、本物の小魚のような動きを再現しています。管理釣り場用のミノーは「トラウトミノー」などとも呼ばれます。
クランクベイト同様口元に水かきの役割を担うリップがついていて、水面に浮くフローティングや中層にとどまるサスペンド、下に沈むシンキングなど、リップの大きさや形状で責めるのに適したポイントが異なります。
特殊形状ルアー
上記で紹介したような一般的なルアー形状とは一線を画すタイプのルアーです。一部のモデルは「最強ルアー」「爆釣ルアー」などと呼ばれているものもあります。
管理釣り場によっては利用を禁止しているモデルもあるので、事前にチェックしておきましょう。
【2】ルアーの色をチェック
ルアーにはラメを施したり原色系でハデな色をしたものから、地味めの色、小魚のように銀色にひかるものなどさまざまな色をしたものがあります。
釣り場の状況などによって魚が反応するルアーの色は異なります。たとえば、雨が降ったあとなどで水が濁っている場合はハデな色をしたもののほうが魚は反応しやすいです。
逆に、水がキレイで地面まで見えるような透明度の高い釣り場の場合は、ボトムの色と同化するような地味めな色を選ぶといいです。そうはいっても、ルアーの色に関してはプロでもさまざまな意見・見解があります。できるだけ多くの色のルアーを手元において、そのときの状況に応じて試しながら使っていくといいでしょう。
【3】ルアーの重量をチェック
管理釣り場に持っていくルアーで、とくに扱いやすく釣れやすいとされているルアーの重さは2.5g程度とされています。理由は、アタリがきたときに手元に伝わる振動が大きく気づきやすいのと、管理釣り場中央部までルアーを飛ばすことができるから。
初心者でもアタリがきたときに気づきやすいうえに、アタリに応じてハンドルを回す速度を調整しやすいという利点があります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)