台湾ASUSは1月14日(現地時間)、Adobeのクリエイティブツールと連動するダイヤルを備えたクリエイター向け14型ポータブルIPS液晶「ASUS ProArt Display PA148CTV」を発表した。発売時期や価格は提供地域によるとして、明かされていない。
ASUS ProArt Display PA148CTVは、クリエイター向けディスプレイ「ProArt」シリーズの最新モデル。14インチのフルHD解像度で、持ち運べる設計になっている。ターゲットユーザーはカメラマンや動画編集者、グラフィックデザイナーなどで、撮影現場で撮った写真や動画をその場で編集するような用途が想定されている。
本体左背面に、PhotoshopやPremiere、After Effectsなど、Adobeアプリと連携するダイヤルを搭載。使用アプリに応じて、例えば明るさやコントラストなどの項目をショートカットで表示、選択でき、効率的にコンテンツを編集できる。
色域はsRGB 100%で、色差ΔE<2の高い精度を実現。フリッカーフリーやブルーライト低減機能も備える。このほか、ディスプレイ上に表示できるOSDコントローラー機能も搭載し、ディスプレイの調整を手軽に行える点も特徴となる。
インタフェースはUSB Type-C×2、microHDMI×1。USB Type-CポートはDP AltモードやPDに対応し、ケーブル1本で音声・映像表示や電力供給が行える。解像度は1,920×1,080ドットのフルHD、輝度は300cd/平方メートル。コントラストは700:1、応答速度は5ms(GTG)、リフレッシュレートは60Hz。1W×2のスピーカーや、最大150度まで開くスタンドも備える。本体サイズはW326.1×H204.4×D12.0mm、重さは0.74kg(スタンド含む)。